5日のラ・リーガ第34節、レアル・マドリーは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦に1-0で勝利した。
前節、2位バルセロナに勝ち点4差をつけることに成功したマドリー。今節は同日とはいえバルセロナより先に試合に臨むことになり、勝ち点を7差まで広げてさらなるプレッシャーをかけることが可能だ。ヴァラン、アザール、ナチョを負傷で欠くジダン監督は、GKクルトワ、DFカルバハル、ミリトン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFバルベルデ、カセミロ、モドリッチ、FWアセンシオ、ベンゼマ、ロドリゴを先発で起用している。
自主隔離の期間にもフィジカルコーチのイリバレン氏に徹底的なフィジカル練習を課され、その屈強な肉体を保ったことで欧州カップ出場を狙えるほどに調子を上げてきたアスレティックは、マドリーにとってやはり強敵だった。マドリーはボールを保持して攻撃を仕掛け続ける意志を示したものの、DFラインを上げてプレッシングを仕掛けるアスレティックに強烈な肉弾戦を強いられ、I・ウィリアムスを中心とするショートカウンターに苦しめられている。
16分、アスレティックはウナイ・ロペスのクロスからラウール・ガルシアがヘディングシュートを打ったが、これはGKクルトワがセーブ。また20分にはイニャキ・ウィリアスがセルヒオ・ラモスの先んじた潰しをかわしてシュートまで持ち込むも、これはミリトンにカットされている。
対してマドリーも、サイドからの攻撃を起点としてチャンスを迎えた。しかし22分にアセンシオのクロスからロドリゴが頭で叩いたボールは枠を捉えられず、前半アディショナルタイムには再びアセンシオの折り返しから今度はベンゼマがヘディングシュートを放ったものの、こちらも枠外へと飛んだ。試合はスコアレスのまま折り返しを迎える。
後半はどちらも勝利を狙って、より攻守が激しく入れ替わる展開に。それでも明確な決定機は生まれなかったが69分、マルセロがペナルティーエリア内でダニ・ガルシアに足を踏まれて、マドリーが前節ヘタフェ戦と同様PKという千載一遇のチャンスを得る。キッカーはもちろん、ヘタフェ戦と同じくS・ラモス。強靭な精神力を有するマドリー主将はコース、速度とともに完璧なシュートを枠内の左隅に沈めて、リーガ優勝をも手繰り寄せる先制点をもたらした。
PK22回連続成功のS・ラモスは今季ラ・リーガ10点目とキャリアハイを更新し続け、また再開以降では7試合5得点と爆発中だ。
ジダン監督は先制の直後、アセンシオ、ロドリゴとの交代でヴィニシウス、ルーカス・バスケスを投入。また85分にバルベルデをクロースに代え、アディショナルタイムにはベンゼマを下げてヨヴィッチも入れた。マドリーはアスレティックの反撃を抑えつつ、ヴィニシウスのスピードを生かした速攻で追加点を狙い、1-0のまま逃げ切っている。
ラ・リーガ再開後7戦全勝の首位レアル・マドリーは、同日にビジャレアル戦を控える2位バルセロナに暫定で勝ち点7差をつけることに成功した。
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