Real Madrid Getafe RamosGetty

レアル・マドリー、S・ラモスの21回連続PK成功でヘタフェ撃破!バルセロナに勝ち点4差つけて優勝へ青信号

2日のラ・リーガ第33節、レアル・マドリーはホーム、アルフレド・ディ・ステファノでのヘタフェ戦を1-0で制した。

バルセロナがアトレティコ・マドリーと引き分け、リーガ優勝争いでさらに優位に立てる好機を得たレアル・マドリー。今節ディ・ステファノに迎えたのは、クラブ史上初の2シーズン連続欧州カップ戦出場を狙うボルダラス監督のヘタフェだ。

ジダン監督は手術したばかりの足首に気を遣い、アザールを招集外に。代わりにイスコを起用し、GKクルトワ、カルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWイスコ、ベンゼマ、ヴィニシウスをスタメンとしている。

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ラ・リーガ再開後5戦全勝のレアル・マドリーだったが、やはりヘタフェは手強い。キックオフから相手の強烈なプレッシングに苛まれることとなり、アタッキングサードまではほとんど近づくことができず、ショートカウンターにも手を焼いた。ようやくチャンスを得たのは23分のこと。モドリッチのスルーパスに抜け出したメンディがグラウンダーのクロスを送り、ヴィニシウスが滑り込みながらボールに合わせた。しかし、これはGKダビド・ソリアの好セーブに阻まれている。

苦しむレアル・マドリーは33分、コーナーキックの場面で頭に打撃を受け、めまいを感じた様子のヴァランを下げてミリトンを投入。36分にはカウンターからイスコがシュートを打ったが、これもソリアに弾かれて先制はかなわなかった。ジダン監督のチームは時間が経つに連れて少しずつボールを前に持ち運べるようにはなかったが、イスコのプレーは効果性がなく、好調ベンゼマはエチェイタの密着マークに苦しみ存在感がかき消えたまま。前半はスコアレスのまま終了する。

後半もジダン監督のチームが攻めあぐねる様子は変わらず、次第にヘタフェの攻勢も許すようになっていった。流れが悪いことを受けたジダン監督は60分過ぎに大きく動く。精彩を欠き続けたイスコのほか、モドリッチ、ヴィニシウスを下げてバルベルデ、ロドリゴ、アセンシオをピッチに立たせた。この交代から縦に速い攻撃を意識したレアル・マドリーはチャンスを迎えるようになり、78分にペナルティーエリア内でカルバハルがオリベイラに倒されてPKを獲得。キッカーはもちろん、S・ラモスである。

いつもの喧騒がない静寂の中でのPK、ソリアが守るゴールと、ラ・リーガ優勝のほぼ半分を鋭い目つきで見つめたレアル・マドリー主将は、得意のパネンカをちらつかせながら枠の右に真っ直ぐなシュートを決め切って、チームに値千金の先制点をもたらした。S・ラモスの何にも動じない精神力の強さを感じる瞬間……。なぜストライカーではなく彼がPKを蹴るのか、その理由が明確に表れていた(S・ラモスは2018年の古巣セビージャ戦以降、21回連続でPK成功。今季ラ・リーガで9得点目!)。

ようやくゴールを奪ったレアル・マドリーは、ヘタフェの反撃を凌ぎながら試合終了のホイッスルを迎えた。これでラ・リーガ中断後の成績を6戦全勝として、2位バルセロナに勝ち点4差をつけることに成功している。

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