レアル・マドリーのエデン・アザールについて、クラブOBのミカエル・ラウドルップ氏がコメントした。
2019年夏に長年活躍したチェルシーから1億5000万ポンド(約206億円)を超える移籍金でレアル・マドリーに加入したアザール。元エースのクリスティアーノ・ロナウドに代わる活躍を期待されたベルギー代表FWだが、1年目は負傷に泣かされ、わずか1ゴールに終わるなど不本意なシーズンを送る。そして迎えた今シーズン、昨年の巻き返しが期待されたが、またしても負傷により開幕からの6試合で欠場が続く。
一部では数カ月にわたる負傷と報じられており、25日のバルセロナとの“エル・クラシコ”にも間に合わないと考えられている。そんなアザールについて、現役時代にはレアル・マドリーでプレーし、Jリーグのピッチにも立った経験のあるラウドルップ氏は、イギリス『BBC』のクラシコ直前のポッドキャストで自身の考えを示した。
「何が間違っているのか私にはわからない。チェルシー時代にも何回かケガはあったが、これほどではなかった。私は彼のことをチェルシーとベルギーで何度も見てきた。近年のフットボール界には彼のようにボールを持って、1対1や1対2を仕掛ける選手が稀だから、私は彼のプレーをとても楽しんでいる」
「いつだって復帰し、数試合に出場して、再び離脱だ。彼のような偉大な選手のこのような姿を見るのは悲しいし、彼にとっての数週間や数カ月が失われていく。それでも彼が復帰することを願っているが、年齢を重ねて行くことは常に問題だ。以前よりも元のレベルに戻ることが年々難しくなっていく」
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