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バイエルン、2戦合計6-4の激戦を制してCL準決勝進出!善戦していたレアル・マドリーは85分のカマヴィンガ退場後2失点…今季無冠が決定的に

16日のチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーは4-3でバイエルンが勝利し、2戦合計でも6-4でと上回り準決勝進出を決めている。

マドリーホームの1stレグは2-1でバイエルンが先勝。逆転勝利をアイデンティティーの一つとするマドリーだが、CLノックアウトラウンドでホームでの1stレグをドロー以下で終えた後、逆転勝利を果たしたしたことは一度もない。今季CLのホーム戦で全勝するバイエルンを相手にスコアをひっくり返すことは、まさに“奇跡”と言える偉業かもしれない。

マドリーのアルベロア監督はスタメンにGKルニン、DFトレント、ミリトン、リュディガー、メンディ、MFブラヒム、ベリンガム、バルベルデ、ギュレル、FWエンバペ、ヴィニシウスを起用。CLでスペイン代表に呼べる選手が一人もいないという、歴史的なスタメンとなった(ブラヒムはスペイン国籍を有するがルーツを持つモロッコ代表を選択)。

前半は、まばたきするのも惜しまれるほどの忙しない展開、ゴールの応酬となった。マドリーの先制点が決まったのは、開始1分のこと。1stレグのMVPノイアーが利き足とは逆の左足でパスを出し、著しく精度が狂う。このボールをギュレルが左足ダイレクトで叩いて、40メートル先の無人のゴールに収めている。

2戦合計スコアは早くも2-2の同点となったが、バイエルンが6分に再びリードを得た。左CKの場面で、大勢がニアサイドに流れていく中、ゴール中央に残ったパヴロヴィッチがヘディングシュートでネットを揺らした。同点に追いついたバイエルンはその後、ボールを支配してマドリー陣地で試合を進め、3点目のチャンスをうかがう。27分にはCKの流れからペナルティーエリア内のキミッヒがシュートを放つも、これはルニンの横っ飛びセーブに弾かれた。

対するマドリーはヴィニシウス、エンバペを起点とした速攻を狙うも、ボールを奪ってもすぐに奪い返されるために、なかなかバイエルンゴールまで近づくことができない。それでも29分、ペナルティーエリア手前からフリーキックのチャンスを得ると、ギュレルがその黄金の左足を再び輝かせた。トルコ代表MFが左足インサイドでこすり上げるようにして叩き、強烈な回転がかかったボールは、壁を越えて枠内へと向かい、ノイアーの左手を弾いて枠に収まっている。

だがバイエルンも反撃。ウパメカノのダイアゴナルパスをペナルティーエリア内左で受けたハリー・ケインが、右足のシュートを決め切って、またもリードを得ている。

前半はこのまま終わるかと思われた。が、マドリーが何としても追いつくという執念を見せた。42分に仕掛けた速攻の場面、左サイドを突破したヴィニシウスがペナルティーエリア内にボールを持ち込み、中央に横パス。そこに勢いよく飛び込んだエンバペが、右足のシュートを突き刺している。試合は2-3(2戦合計4-4)で折り返しを迎えた。

後半もバイエルンがボールを保持して攻め込み、マドリーが速攻からゴールを狙う展開は変わらない。マドリーは55分、エンバペがシュートまで持ち込むも、これはノイアーのセーブに遭った 。バイエルンのコンパニ監督は61分に1枚目の交代カードを切り、ニャブリを下げてムシアラを投入。対するアルベロア監督は62分、攻守両面での多大な貢献から疲労が色濃いブラヒムを、カマヴィンガと代えている。

その後、70%近くのポゼッション率を維持し続けるバイエルンは、オリーズらがシュートを放っていくがルニンの牙城を崩すことができず。対するマドリーも、エンバペのお膳立てを受けたヴィニシウスがシュートを外すなど、逆転ゴールを奪うには至らない。前半とは違い、1点を争うゲームが展開されていった。

試合は80分を経過し、このまま延長戦に突入することも予感させた。が、突としてバイエルンが優位に立った。85分、ファウルを犯したカマヴィンガがそのままボールを持ち出し、遅延行為と判断されたことで2枚目のイエローカードで退場に。厳しい判定ではあったが、マドリーはこれで10人での戦いを強いられる。

そして88分、11人のバイエルンが3度目の勝ち越しゴールを獲得。ペナルティーエリア内のルイス・ディアスがムシアラとのワン・ツーで中央に回り込み、強烈な右足のシュートを決め切った。バイエルンはさらに後半ATにオリーズもゴールを決めてダメ押し。マドリーに引導を渡して、パリ・サンジェルマンが待ち受けるCL準決勝進出を決めている。

一方のマドリーはこれで、2シーズン連続の無冠が決定した。

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