「中島翔哉はオプションではない」1カ月半ぶりに練習復帰もポルト指揮官が次戦起用を否定

【欧州・海外サッカーニュース】ポルト（プリメイラ・リーガ）のセルジオ・コンセイソン監督は、起用できない中島翔哉について議論するつもりがないことを強調した。

ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は、トレーニングを再開した中島翔哉のベレネンセス戦欠場を明言した。

新型コロナウイルスによる中断から6月上旬に再開したポルトガルのプリメイラ・リーガ。中断までコンスタントに出場機会を得ていた中島だが、5月中旬から再開したチームトレーニングの合流を見送り、リーグ戦再開後も欠場が続いている。それでも、日本代表MFは7月1日からチームと離れてトレーニングを行うものの、オリヴァルの施設に帰ってきた。

以前には、中島の選択を快く思っていないと報じられ、会見で質問が飛ぶ度に「クラブ首脳陣の問題」と繰り返してきたコンセイソン監督。4日に行われたベレネンセス戦の前日会見で、再び同選手に関しての質問に回答した。

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ポルトガル人指揮官は「勘違いしてほしくはない。私はチームにいない、もしくは起用できない選手について話してきたことはない。彼の件はこれと同様だ。現段階でナカジマはこの試合のオプションではない」とトレーニング場に姿を現したものの、プレーさせるつもりがないことを明言した。

さらに、チームにいる選手たちに関する議論がより重要と主張したコンセイソン監督は「私たちはすでに何度もナカジマの件について話してきたし、これ以上この件について話すつもりはない。中島はこの試合のオプションではないから、私たちはここで意味のないことを話しているに過ぎない」と強調した。