大宮アルディージャ、3戦連続無失点で開幕4連勝…“有観客試合”で開始45秒弾を守り切る

明治安田生命J2リーグ第4節が11日に行われ、大宮アルディージャと東京ヴェルディが対戦した。

再開後初の“有観客試合”となった一戦。3連勝で首位を走る大宮が、若干の観衆を入れたNACK5スタジアム大宮で東京Vを迎え撃った。大宮は前節から4人を変更。GKフィリップ・クリャイッチや戸島章らが初スタメンを飾っている。

試合は開始からわずか45秒で動く。左サイドから酒井宣福の低いクロスが入ると、逆サイドの渡部大輔が合わせて先制点をもたらした。

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その後は東京Vがボールを回しながら、大宮がブロックを作って待ち構える展開。6分には東京Vの藤本寛也が初シュートに至るが、クリャイッチの正面を突く。17分には佐藤優平が強烈なミドルシュートでゴールを脅かすが、惜しくも枠の上へ外れる。

東京Vはパスこそ回るものの、バイタルエリアまではなかなか踏み込むことができず。逆に44分には、酒井の負傷で入っていた翁長聖が強烈なミドルシュートを放ち、GKマテウスを脅かす。結局、前半は大宮が1点リードで終える。

次の試合

後半に入っても、東京Vがポゼッションする展開。それでも、74分に大宮が決定機。イッペイ・シノヅカの個人技で右サイドを突破すると、オーバーラップしてきた渡部がクロス。近藤貴司が飛び込むが、惜しくもネットは揺らせず。

88分には途中出場の富山貴光が右サイドからカットインして左足を振り抜くが、惜しくもゴール左へ。それでも、大宮が1点を守りきり、開幕から4連勝を飾った。無失点は3試合連続となる。

■試合結果
大宮 1-0 東京V
■得点者
大宮：渡部大輔（1分）