celtic-furuhashi(C)Getty Images

レンジャーズ、一部ファンのセルティックFW古橋亨梧に対する人種差別について調査開始

レンジャーズは、セルティックFW古橋亨梧に対する人種差別的なチャントを歌った動画について調査を開始することを発表したようだ。『BBC』や『スカイスポーツ』など、複数メディアが伝えている。

今夏ヴィッセル神戸からセルティックへ加入した古橋。デビューから2戦目で早速ゴールを奪うと、本拠地セルティック・パークでの最初の試合でハットトリックを達成。以降も得点を重ね、これまで公式戦7試合で5ゴールを奪う大活躍を見せている。

そんな古橋を揶揄し、22日に宿敵レンジャーズの一部ファンが人種差別的な歌を歌っている動画がSNSで拡散されていた。これについて、クラブは人種差別を非難。スポークスマンが調査を開始すると発表している。

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「レンジャーズはあらゆる形態の人種差別を非難する。このような行為を行う人間は、我々のクラブを代表する者でもなければ、支え続けてくれる忠実なサポーターを代表する者でもない。現在、関係者を特定するために調査を行っている」

またセルティックは、公式SNSで「レポートが事実であれば、このような病的で哀れな行為は絶対的に非難されるべきだ。残念ながら、近年セルティックの選手が同様の人種差別行為を受けている。我々はあらゆる形態の差別に断固として反対し、古橋亨梧選手を全面的にサポートする。すべての関係者と協力して、あらゆる差別や偏見に立ち向かわなければならない」と声明を出した。

なお、レンジャーズとセルティックは29日、レンジャーズの本拠地アイブロックス・スタジアムで今季最初の“オールドファーム”を戦う。

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