セリエAは20日に第30節が行われ、ユヴェントスはサレルニターナと対戦した。
チャンピオンズリーグでは敗退を喫したが、直近のセリエAは15試合負けなし（10勝5分け）と好調のユヴェントス。3位インテルとのポイント差も縮まる中で、最下位サレルニターナをホームに迎えた。
すると、ユヴェントスは開始早々にリードを奪う。5分、右のクアドラードからボックス内のヴラホヴィッチとつなぎ、最後はディバラがワントラップからネットを揺らしている。4試合ぶりの出場となった背番号10の今季8ゴール目で、幸先よく先制に成功した。
畳み掛けるユヴェントスは13分、ボックス内へ飛び出したディバラがGKの頭上を抜くループシュートを狙うが、ここは枠の上へ。22分にも、カウンターから抜け出したディバラがボックス内フリーのヴラホヴィッチへパスを送るが、シュートは飛び出したGKに阻まれている。
それでも29分、ユヴェントスはリードを広げる。右サイドを崩してデ・シリオがクロスを送ると、ヴラホヴィッチが頭でゴールに叩き込んだ。背番号7はユヴェントス加入後4ゴール目、セリエA通算21ゴール目を奪っている。
後半に入り、積極的に前へ出るサレルニターナにやや押し込まれる場面も作られるユヴェントスは、58分に好プレーを見せていたディバラに代えてモラタを投入。背番号10は、ピッチを去る際にファンから拍手を浴びている。
チャンスを作り始めたサレルニターナは69分、大ベテランのリベリを投入。勝負に出る。74分にはボナッツォーリのボレーシュートが枠をとらえらたが、GKシュチェスニーがファインセーブ。83分のヴェルディの直接FKも枠の左へ。チャンスは作ったが、ゴールには至らない。
試合はこのまま終了。ユヴェントスは2-0で勝利し、リーグ戦16試合負けなしとした。勝ち点を59まで伸ばし、3位インテル（1試合未消化）に1ポイント差まで迫っている。
