20220906_Ito(C)Getty images

J1昇格目指すベガルタ仙台が原崎政人監督との契約解除を発表…後任は伊藤彰氏

ベガルタ仙台は6日、原崎政人監督との契約を同日付で解除したこととともに、伊藤彰氏が新監督に就任することを発表した。

現役時代にも仙台でプレーしていた原崎監督は、2021年11月より指揮官としてトップチームを指揮。2022シーズンは明治安田生命J2リーグ34試合を終えて4位につけているが、直近は4連敗を喫している。

契約解除に際し、原崎監督はクラブ公式サイトを通じて「一緒に最後まで諦めずJ1復帰のために戦ってくれた選手、スタッフ、そしてどんな時でも応援・サポートしてくださったファン・サポーターのみなさま、スポンサーのみなさまに深く感謝申し上げます」と感謝を伝えつつ、反省も述べた。

以下に続く

「昨年J2降格が決まっても残ってくれた選手たち、J1復帰を共に実現するために新しく来てくれた選手たちは、私のトレーニングに真剣に取り組んでくれていました。まだまだ諦めず、前を向いて這い上がろうとしているところでしたが、この数試合悔しい結果となり、優位な状態でJ1に復帰するという道を難しくしてしまい、大変申し訳なく思っています。私はベガルタ仙台を去りますが、ベガルタ仙台の更なる活躍・発展を願っています。本当にありがとうございました」

また、代表取締役社長の佐々木知廣氏は「今シーズン当初より攻撃的なサッカーを展開し、リーグトップの得点力を武器に前半を2位で折り返す等、チームの成長を促していただいた功績に感謝しております」と振り返りながら、J1復帰に向けて「停滞する現状を打開し、いま一度心を新たにしてリーグ戦に臨むため、苦渋の決断ではありますが指揮官交代を選択しました」と監督交代の理由を説明した。

そして、新たに就任する伊藤氏は今季初めからジュビロ磐田を率いていたが、8月に契約解除。仙台での仕事に向けて、以下のように意気込んでいる。

「ベガルタ仙台のJ1復帰に対する強い意志と情熱、そしてクラブの目指す姿に心を動かされました。ファン・サポーターのみなさまや、クラブに関わる全ての方々と共に戦い、よろこびや感動を分かち合えるよう、全力で取り組みます。クラブの未来のために、一緒にベガルタ仙台を創りましょう。熱い応援をよろしくお願いいたします」

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