J1連覇王手の川崎Fを阻止できるか?C大阪、強固な集団となりホームで誇りを見せろ

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一時は3位に位置していたものの、シーズン終盤にさしかかり8位に沈むセレッソ大阪。第32節では優勝に王手のかかった首位・川崎フロンターレをホームに迎える。

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■ACL圏は現実的にかなり厳しいが…

今季の明治安田生命J1リーグ戦も残り3節。前節・柏レイソルを3-0で破った首位・川崎フロンターレが連覇に王手をかけている。

昨季王者を第32節でホームに迎え撃つのがセレッソ大阪だ。本拠地・ヤンマースタジアム長居で優勝を決めさせるわけにはいかない。今こそセレッソの意地と誇りを示す必要がある。

とはいえ最近のチームは停滞中だ。9月は1勝2分けと何とか無敗で乗り切ったものの、10月に入るや否や、6日のホームでの大阪ダービーをいきなり0-1で落としてしまった。尹晶煥監督は直後の国際Aマッチ期間中に立て直しを図り、布陣を3-4-2-1から本来の4-4-2に戻すことを決断。20日の第30節・FC東京戦では、清武弘嗣に4月25日の第10節・ベガルタ仙台戦以来となる得点が生まれ、4試合ぶりの白星を手にすることができた。

喜びもつかの間、清武が負傷離脱。このダメージもあって、10月31日の第31節・鹿島アントラーズ戦と11月6日の名古屋グランパス戦は続けざまに0-1の敗戦。台風による延期試合でもあった名古屋戦は、キンチョウスタジアム改修前のラストマッチ。チーム全体が勝利に燃えていたが、相手の伏兵・相馬勇紀の一撃を浴び、最後まではね返すことができなかった。

現在、C大阪は勝ち点44の8位。AFCチャンピオンズリーグ圏内の3位・鹿島アントラーズとの勝ち点差は8という厳しい状況だ。ACL決勝第2戦を10日に控える鹿島は1試合多く消化しているものの、同じ試合数の4位・コンサドーレ札幌とも勝ち点差7。残り3試合でセレッソが3連勝しても、彼らが足踏みしなければ逆転は不可能だ。

札幌の後ろにはFC東京や浦和レッズ、清水エスパルスもいて、ACL出場権獲得というハードルは極めて高い。だが、可能性がある限りあきらめてはいけないのが勝負の世界。それはキャプテンマークを巻く山口蛍を筆頭に、多くの選手たちが認識しているはず。とにかく今は3連勝をどん欲に狙っていくしかない。

■深刻な得点力不足。セットプレーをモノにしたい

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▲C大阪、川崎F戦予想フォーメーション

そのためにも、真っ先に改善しなければならないのが得点力だ。

9月1日の第25節・浦和戦で2得点して以降、セレッソはリーグ戦で複数得点を挙げていない。黒星を喫した大阪ダービー、鹿島、名古屋戦はいずれもノーゴールだった。昨季22得点を挙げたエースFW杉本健勇が今季まだ4得点と数字が伸びず、柿谷曜一朗も同じく4得点。前線の決定力不足は尹晶煥監督としても頭の痛い問題だ。アカデミー出身の両エースの穴を埋めていた高木俊幸も3カ月近く得点から遠ざかっているし、頼みのソウザも4試合ゴールがない。

それでも点を取らなければいけないのがサッカーだ。流れの中から得点を奪えないのであれば、リスタートに工夫を凝らす、精度を上げていくなどの対策を取るしかない。

幸いにしてC大阪には左足の名手・丸橋祐介と右足の名手・ソウザがいる。彼らのキックは間違いなく質が高いのだから、まずはそのチャンス自体を作り出すことが肝要だ。積極的な局面打開を図り、コーナーキックやフリーキックを増やしていくチャレンジを意識していきたい。今季まだ2得点の守備の要、マテイ・ヨニッチ、あるいは松田陸の欠場によって出番を得ている田中裕介らには大きな期待が懸かる。

実際、第7節等々力での前回対戦では、知念慶に先制点を奪われるも、丸橋が直接FKを沈め、福満隆貴がCKの流れから頭でゴールを奪い、2-1で勝利を収めている。

そのうえで守備をより強固にしていくことも重要テーマ。鹿島戦でのCKからの失点、名古屋戦で相馬に奪われた決勝点に象徴される通り、最近は大きく崩されたわけではないのに失点を喫している。攻撃陣が不発な今、ささいな失点は致命傷になりかねない。そこは守護神のキム・ジンヒョンを筆頭にチーム全体がハードワークを再認識すべきだ。

尹晶煥監督がFC東京戦を機に3バックから4バックに変更した後も、守備組織自体は大きく乱れてはいない。そこは前向きな点で自信を持っていい。小さなミスをしないようこだわっていけば、得点ランク2位の首位・川崎F相手でも失点は防げるはず。キャプテン・山口が中心となってチーム全体の意思統一を図っていくことが大切だ。

すでにJリーグYBCルヴァンカップと天皇杯、2つのタイトルを逃しているC大阪にとって、ACL出場権獲得は今季残された最後の大きなターゲット。それをアッサリと逃してしまったら、来季以降にもダメージが残りかねない。

再びタイトルを獲れる強固な集団を構築するためにも、今節・川崎F戦では持てる力のすべてを出し切りたい。仮に好結果が出なかったとしても未来に希望が見えてくる。理想を言えば、川崎Fを零封し、杉本と柿谷の両エースが今季5点目を挙げ、勝ち点3を積み上げるような試合を見たい。うっ憤が溜まっているサポーターの気持ちを解放できるようなスカッとした好ゲームを今週末こそ期待したい。

文=元川悦子

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