kashima©Getty Images

Jリーグの誇りとプライドを懸けて。鹿島が難敵・上海上港と激突【ACL直前プレビュー】

9日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16が開催。県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズと中国の上海上港が対戦する。

■Jリーグの意地を見せたい鹿島

鹿島は5日に明治安田生命J1リーグ第13節で浦和レッズをホームに迎え、1-0の完封勝利を収めた。第12節のV・ファーレン長崎戦(2-1)に続いてホームで今季初の連勝を達成。復調の兆しを見せている。とりわけエースの金崎夢生が2試合連続ゴールと好調。ロシアW杯へ臨む日本代表メンバー滑り込みへ猛アピール中だ。

その金崎の相棒として今季2トップを形成している鈴木優磨もようやく本領を発揮し始めている。記憶に新しい2016年のクラブワールドカップという世界の大舞台で才能の片鱗を見せた鹿島の大砲が、アジアの舞台でもゴール奪取を狙う。

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その鹿島とラウンド16で対峙するのは、中国の強豪、上海上港だ。中国スーパーリーグでは現在9試合を終えて6勝1分2敗で首位に立つ。Jリーグでもプレーした経験のある元ブラジル代表FWフッキをはじめ、ヨーロッパでも活躍したMFオスカル、広州恒大で2度のACL制覇を経験している実力者、エウケソンをと破壊力抜群の攻撃陣でリーグ最多の24ゴールを記録。

昨季のACLでも王者浦和レッズ相手に最後の最後まで追い詰めた難敵である。グループリーグでは川崎フロンターレと同組に入り、3勝2分1敗の成績で首位通過を決めている。その川崎Fは、2試合ともにエウケソンのゴールで1分1敗と白星を得ることができなかった。

鹿島が注意しなければならないのは、前述のブラジルトリオの存在だけではない。中国スーパーリーグで得点ランクトップの10ゴールをマークしているウー・レイのケアも必要だ。攻撃の起点になれば、決定的な仕事も成し遂げるなど危険な存在だ。アウェイゴールを献上するようなら、上海で行われる第2戦で苦しい戦いが強いられるだけに、昌子源、植田直通をはじめとする守備陣の奮起が求められる。

大岩剛監督は「なかなか勝てない時期が続いたなかで、(リーグの)2連勝だけではなく、常に勝ちを続けていきたいですし、その準備をしていくということ。本当にそれだけです。その辺は、選手が非常にこの連戦の中よく頑張ってくれているので、ありきたりな言葉ですけども、総力戦でやっていきたい。連勝というよりも、目の前の試合を勝っていく。そういう気持ちでいます」と強い意気込みを語っていた。

180分の戦いの前半戦をいかなる結果で終えるのか。常勝軍団・鹿島がJリーグ勢の誇りとプライドを持ってアジアの戦いに臨む。

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