チェルシーFWロメル・ルカクは、インテル復帰を希望しているようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
昨夏にクラブ史上最高額9800万ポンド(約160億円)でインテルからチェルシーに復帰したルカク。加入直後こそゴールを記録していたが、徐々にチーム内での序列を下げ、それに伴いパフォーマンスも低下。公式戦15ゴールとチームトップの得点数をマークしたが、批判的な声は後を絶たない状況が続いている。
昨年末には古巣インテルへの思いを吐露し、物議を醸したルカク。今夏の去就には注目が集まっており、わずか1年での古巣復帰の可能性が浮上した。5月31日には代理人がセリエAのクラブと話し合いの場を設けたことが『GOAL』の取材でわかっている。
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そんな中『スカイスポーツ』によると、仮にチェルシーとインテルがルカクの移籍で合意した場合、同選手はイタリアへの復帰を希望しているようだ。しかし、最終的な決定権を持つのは、チェルシーの新オーナーになるとも伝えられている。
また同メディアは、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOはルカクの復帰に興味を持っているようだが、現時点で焦って取引を成立させる意思はないとも指摘。またインテル側に昨夏チェルシーが支払った移籍金に近い金額を支払うことは不可能であり、レンタル移籍が現実的のようだ。