20190316_Pierre Littbarski(C)Getty Images

2部降格のフュルトが19歳の日独ハーフMFを獲得…父は日本でもプレーしたリトバルスキー氏

現役時代や監督としても長年日本で過ごした元西ドイツ代表ピエール・リトバルスキー氏を父に持つルシアンが、グロイター・フュルトとプロ契約を結んでいる。

1シーズンで2部降格となったフュルトは19日、来季に向けてヴォルフスブルク下部組織から19歳のMFルシアン・リトバルスキーを獲得したことを発表。これまでU-19ブンデスリーガやUEFAユースリーグでの出場歴を持つ右ウィンガーにとって初めてのプロ契約となる。

父は1978年から86年、87年から93年ケルンで活躍し、西ドイツ代表のメンバーとして1990年ワールドカップで世界王者にも輝いた現在62歳のピエール・リトバルスキー氏。日本でもジェフユナイテッド市原(ジェフユナイテッド市原・千葉)やブランメル仙台(ベガルタ仙台)でプレーし、監督として横浜FCやアビスパ福岡を率いたことで知られる。

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なお、ルシアンの母はピエール氏の再婚相手の日本人女性で、『transfermarkt.de』曰く両国の国籍を有するもいずれの年代別代表の招集歴はなしとのこと。フュルトのラヒード・アズージSD(スポーツディレクター)が「若くて引く手あまたのタレント」と形容する日独ハーフは今後どちらかのサッカー協会の関心を引き付けるのだろうか。

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