国際サッカー連盟(FIFA)は、欧州スーパーリーグ構想への動きが見られる中、選手やクラブに対してを警告を発した。
昨今、さまざまな憶測が飛び交う欧州各国メガクラブが参戦する欧州スーパーリーグ構想。一部では2022年開催に向けての動きが報じられており、今後国内リーグ戦をはじめとした他のコンペティションへの影響が危惧されている。
レアル・マドリーやバルセロナといったスペイン勢、プレミアリーグのビッグクラブ、その他メガクラブと称されるクラブがこの構想の参戦に前向きな姿勢を見せる一方で、バイエルン・ミュンヘンなどのクラブや欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長らはこの動きに反対する立場を示してきた。
そしてこの度、FIFAも組織としての立場を明確にした。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と6大陸連盟会長の連名による声明で「いくつかの欧州クラブによる欧州“スーパーリーグ”の創設に関して昨今報じられている中、FIFAと6つの連盟(AFC、CAF、Concacaf、Conmebol、UEFA)は、そのようなコンペティションが承認されないことを改めて、大いに強調したい」と発表。
続けて「そのようなコンペティションに参加するいずれのクラブ、もしくは選手は、FIFAや各大陸の連盟が主催するいかなるコンペティションにも出場することを許されない」とワールドカップやEURO、FIFAクラブワールドカップといった主要国際大会から締め出すことを通達した。
▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】