イングランドサッカー協会(FA)は、イエローリボンをつけるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督に処分を科す決定を下した。
グアルディオラ監督は数カ月前から胸にイエローリボンをつけてタッチライン上で試合を指揮している。このリボンは、カタルーニャ州の独立を巡り拘束された活動家や政治家への支援を意味するもの。マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、「政治的な意味を持つイエローリボンの着用は許されるのか」と話すなど、問題視する声もあった。
国際サッカー評議会(IFAB)の定める規約では、「試合中に選手やコーチ陣が政治的や宗教的なスローガンや宣誓を掲げること」を禁止している。FAも、グアルディオラ監督がリボンを付ける行為は規約に反するものと考えており、何かしらの処分を下すことを発表している。
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「ペップ・グアルディオラは、FAの規約に反して政治的なメッセージを持つイエローリボンを着用したため、処分を受けることになる」と声明を出し、2018年3月5日まで異議申し立てを受け付けるとしている。