レアル・マドリーやマンチェスター・U移籍噂のファン・デ・ベーク、残留を示唆…コロナ禍を理由に

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】注目のドニー・ファン・デ・ベークはアヤックス残留か。

アヤックスに所属するオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが今夏の残留を示唆した。

昨シーズンにアヤックスのチャンピオンズリーグ（CL）4強入りなどに貢献して評価を高めた23歳のファン・デ・ベークは、今夏の移籍市場でレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドからの関心が伝えられている注目株。しかし本人は、新型コロナウイルス禍における各クラブの財政面の懸念から、移籍が難しいことを理解している。

2022年までアヤックスと契約を交わしているファン・デ・ベークは『Fox Sports』に対し、「移籍に関しては非常に厄介な時期だよ。まだ何も決まっていることはなく、僕はアヤックスの選手だ。ここに所属していることに誇りも持っている」と口にし、以下のように続けた。

以下に続く

「コロナウイルスがなければ、今は異なっていたかもしれない。今のところ明確になっていることはないから、どうなるか待ってみる必要があるね。僕自身ここにいるわけだし、この先についても楽しみをもっている。アヤックスで次のシーズンをプレーするとしても楽しみだ。不満はないよ」

なお、アヤックスのCEOを務めるエドウィン・ファン・デル・サール氏は、移籍交渉について、「（コロナ禍による）バーゲンはない」と以前にコメント。有望株のディスカウントを狙う各クラブを牽制していた。