chelsea211017Getty Images

チェルシー、ブレントフォードに大苦戦も…チルウェルの決勝弾を守り切り2連勝

現地時間16日、イングランド・プレミアリーグは第8節が行われ、チェルシーは敵地でブレントフォードと対戦した。

開幕戦でアーセナルから金星を挙げ、リヴァプールからは3ゴールを挙げて勝ち点1を得るなど、プレミア初昇格ながら大健闘を続けているブレントフォード。チェルシー相手にも番狂わせが期待されたが、カンテが新型コロナから復帰し、負傷明けのルカクも間に合ったチェルシーが立ち上がりから試合の主導権を握る。

しかし、ブレントフォードの粘り強い守備を前になかなかシュートチャンスを作ることができず、1点が遠い時間帯が続く。21分には、クロスバー直撃のピンチをしのいでカウンター。左サイドを抜けたヴェルナーの折り返しをルカクが合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドによりノーゴールとなった。

以下に続く

このまま無得点で後半を迎えるかと思われた前半終了間際、アスピリクエタが入れた右クロスのこぼれ球を、ゴール前で拾ったチルウェルが左足ボレーで捉える。これがゴール左へと決まり、チェルシーが均衡を破った。

チェルシーが1点をリードして迎えた後半、追加点を狙うチェルシーと追いつきたいブレントフォードが立ち上がりから激しい攻防を繰り広げる。

65分にコヴァチッチを下げてマウントを投入したチェルシーは70分、カンテのパスをエリア内で受けたヴェルナーのシュートはDFに阻まれ、こぼれ球をルカクが押し込むもゴール上へと打ち上げてしまう。

なかなか追加点を奪えないチェルシーに対し、追いつきたいブレントフォードは75分、エンベウモのシュートが右のポストを直撃。徐々にゴールへと近づいていく。

チェルシーは77分にルカクを下げてハヴァーツを投入するが、ブレントフォードの勢いは止まらない。84分には、エリア内右でスルーパスを受けたゴドスのシュートはGKメンディがファインセーブで防ぎ、こぼれ球をノアゴーアが押し込むも、カバーしたチャロバーがゴールライン上でクリア。ブレントフォードの猛攻を、チェルシーが必死の守備でしのいでいく。

アディショナルタイムには、左クロスを受けたノアゴーアが胸トラップからオーバーヘッドで捉える。しかし、この決定機はGKメンディが素晴らしい反応で触ってゴール上へと外れる。

終盤押し込まれる展開の続いたチェルシーだが、守護神の好守もありブレントフォードの猛攻を耐えしのぎ、リーグ2連勝を飾った。

■試合結果
ブレントフォード 0-1 チェルシー

■得点者
ブレントフォード:なし
チェルシー:チルウェル(45分)

広告