バイエルン、シュポ＝モティン弾でPSG敗退に追いやりCL8強へ！今大会無傷の8連勝

チャンピオンズリーグラウンド16セカンドレグが8日に行われ、バイエルン・ミュンヘンとパリ・サンジェルマン（PSG）が対戦した。

初戦はバイエルンが敵地で1-0と勝利。セカンドレグでも3バックを選択し、出場停止のバンジャマン・パヴァールに代わってヨシップ・スタニシッチが入った。PSGはネイマールが欠場となり、キリアン・エンバペとリオネル・メッシの2トップになっている。

試合は立ち上がりからPSGがボールを支配。バイエルンはメッシとエンバペに注意するが、それでもエンバペのスピードを中心にPSGがチャンスを作る。25分にはクロスにメッシが合わせるが、バイエルン守備陣が身体を張ってしのいだ。

32分にはバイエルンも反撃。アルフォンソ・デイヴィスからのパスを受けたジャマル・ムシアラが狭いスペースでターン。ゴール左からシュートを放つが、ジャンルイジ・ドンナルンマがしっかりとセーブした。直後にPSGにアクシデント。負傷を抱えていたマルキーニョスが交代を余儀なくされ、ノルディ・ムキエレがピッチに入った。

38分にPSGに決定機。ヤン・ゾマーの後方でのミスをヴィティーニャがカット。無人のゴールへシュートを狙うが、マタイス・デ・リフトがスライディングで防いだ。

前半をスコアレスで終えると、PSGはムキエレに代えて17歳のビチャールをピッチに入れた。52分にはクロスからエリック・マキシム・シュポ＝モティンがヘディングでネットを揺らすが、トーマス・ミュラーがプレーに関与してオフサイドに。得点は認められない。

だが、61分にバイエルンがついに先制。ハイプレスでマルコ・ヴェッラッティを捕まえると、レオン・ゴレツカのラストパスをシュポ＝モティンが流し込んだ。65分にはコーナーキックからセルヒオ・ラモスがドンピシャで合わせるが、ゾマーがスーパーセーブで窮地を救った。

人数をかけて攻め込んだPSGだが、最後までゴールは生まれず。終了間際にはカウンターから、ジョアン・カンセロのラストパスをセルジュ・ニャブリがきっちりと沈めた。2-0とバイエルンが勝利し、2戦合計3-0でベスト8へと進出している。