バルセロナは24日のヨーロッパリーグ・プレーオフ2ndレグ、アウェーでのマンチェスター・ユナイテッド戦を1-2で落とし、合計スコア3-4で敗退を喫した。チャビ・エルナンデス監督は、この結果に「とても大きな失望」を感じているようだ。
18分にFWロベルト・レヴァンドフスキがPKからゴールを決めて先制したバルセロナ。前半は主導権を握り続けた同チームだが、後半になるとユナイテッドに押し返されて47分にFWフレッジ、73分にアントニーのゴールを許して逆転負けを喫している。
チャビ監督はスペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで、次のような感想を述べた。
「同点ゴールが打撃となった。球際の争いで敗れてね。前半はとても良かったし、ノックアウトラウンド全体を通して、とても均衡していたと思う。しかし、うまくいかなかった」
「またも大きな失望だ。悲しいよ。私たちは期待を抱えていた。しっかりと競い合っていたのにね」
「彼らはフィジカル的にとても強い。2失点目ではショーがディエルに勝ち、ルーズボールがアントニーに渡ってしまった。1失点目が大きかった。チームはもう少し良い結果に値したはずだ。あれだけ早く同点に追いつかれなければ…」
「今回の逆転は私たちのデメリットによるところが大きい。私たちは中央でのプレーを欠いていた。こういった試合ではディテールが物を言う。私たちはもう少し中央でプレーを展開すべきだった。もしガビとペドリがいたならば……。全体的には私たちはプレーを誇ることができない。ただ競い合った対戦相手は立派なチームだったんだ」
バルセロナは昨季に続いてチャンピオンズリーグのグループステージ、さらにはヨーロッパリーグで敗退を喫した。欧州の大会で結果を残せないでいる。
「感触的には昨季よりも良かった。インテル戦にユナイテッド戦……私たちは強大なチームを相手にしたが、必要なだけのプレーを見せられなかった」
「選手たちへのメッセージ? チャンピオンズに敗退したときと少し似たようなものになる。私たちはバイエルンやインテルと戦い、私たちの方が優れたプレーを見せた。今回の対戦でも競い合ってはいたんだ。来季はもっと改善しなくてはいならない。もっと強くなって、来季欧州の大会に戻ってきたいと思う」