20210924_Ancelotti(C)Getty images

アンチェロッティ、超絶ゴラッソ決めたヴィニシウスを絶賛「両足とフィジカルに特別な何かを宿す選手。ゴール決める力には驚くばかり」

29日のラ・リーガ第15節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセビージャ戦に2-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、土壇場で決勝ゴールを決めたFWヴィニシウス・ジュニオールを手放しで絶賛している。

12分にセビージャの先制点を許したマドリーは、32分にFWカリム・ベンゼマのゴールで同点に追いついて試合を折り返したものの、勝ち越しゴールまでは奪えず。しかし終了間際の87分にヴィニシウスが個人技からゴールを決めた。左サイドに位置したブラジル代表FWは、ロングボールを胸トラップした瞬間に一人をかわして内に切れ込み、ペナルティーエリア手前左から右足を一閃。強烈な勢いのボールが枠内に収まり、マドリーに勝ち点3をもたらしている。

これまでは甘やかさぬように、ヴィニシウスについて少し厳しく評価してきたアンチェロッティ監督だったが、今日はさすがに違った。彼が特別な才能の持ち主であることを認めている。

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「並外れているよ。その両足とフィジカル に何か特別なものを宿している選手だ」

「ヴィニシウスについて驚いたことは、ゴールを決めるクオリティーだよ。1対1のクオリティーは大きな強みではあったが、しかしゴールを生み出すクオリティーには驚いた」

「ヴィニシウスの限界はどこなのか? 今日はこれまで示してこなかったクオリティーを示した。それは世界最高の一選手になるため、また一歩を踏んだことを意味する。何よりも重要なのは、試合で有効的なプレーを見せるために集中しているということだね」

セビージャのジュレン・ロペテギ監督は自チームが勝利に値したことを強調しているが、その発言について意見を求められたアンチェロッティ監督は、次のように返答している。

「セビージャは彼らのクオリティーのすべてを示した。とても強いチームだよ。彼らは先制して、私たちはハイプレスを仕掛けることに苦労を強いらた。同点となった後にはより均衡した展開となり、私たちも勢いを手にしていた。より妥当な結果は引き分けだったろう。しかし私たちは敗戦までは値しない」

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