浦和レッズDFアレクサンダー・ショルツは、緊張を感じながらAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の全北現代モータース戦に臨んでいたと語った。
浦和は25日のACL準決勝で韓国の全北と対戦。試合は浦和が先制する展開となったが、後半に追いつかれて1-1で延長戦に突入する。116分にハン・ギョウォンに逆転弾を沈められたが、終了間際の120分間にキャスパー・ユンカーがネットを揺らして2-2でPK戦にもつれ込んだ。
PK戦では全北の1人目を務めたキム・ボギョンのシュートをGK西川周作がストップ。その後に浦和の1人目はショルツが務め、きっちりと決め切った。そして、その後も優勢を広げた浦和は3-1でPK戦に競り勝っている。
ショルツは試合後のメディア対応にて、PK戦について「もちろん緊張はします」とこぼしながらも、自信をもってキッカーを務めたと明かした。
「試合の流れ的には延長に持ち込まれ、一回リードされて、そして追いついてとかなりエモーショナルな試合展開でした。ただしPKを蹴るときには自信があるので、自信をもって蹴りました」
試合が行われた埼玉スタジアム2002には多くの浦和サポーターが駆け付けて圧巻の雰囲気を作っていたが、ショルツは「普段よりもどちらかというと緊張の方が上回っていたかもしれません」と再び緊張を口に。それでも、サポーターに報いることを意識したと強調している。
「(西川)周作が止めてくれたので、自分が決めることでかなりのアドバンテージになることが分かっていました。そして全サポーターのためにもしっかりとシュートが成功するように集中していました」
