kobe hiroshima(C)Getty Images

神戸が4発快勝!4連勝で残留確定へ大きく前進…広島は開始早々の一発退場が響く

明治安田生命J1リーグは8日に第32節が行われ、ノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島が対戦した。

直近のリーグ戦3連勝と好調だが、降格圏と未だ4ポイント差と気が抜けない神戸。ホームでの一戦では、大迫勇也や小林祐希、武藤嘉紀らが先発入りした。一方で現在勝ち点54の3位と好位置につけ、AFCチャンピオンズリーグ出場権争いやわずかながら優勝の可能性を残す広島では、森島司はベンチスタートで満田誠はベンチ外に。塩谷司や青山敏弘らがスタートからピッチに立っている。

試合は開始4分、FKの場面でアクシデント。神戸のボックス内で飛び出したGK前川黛也の顔に今津佑太が出した足が直撃。前川は負傷も心配されたが、数分間ピッチ内で治療を受けてプレーを続行が可能に。一方で足を出した今津佑太は一発退場となった。広島はいきなり数的不利を強いられる。

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早々に退場者が出た後、神戸がボールを握って広島が自陣でブロックを作ってカウンターを狙う展開に。すると20分、神戸が先制に成功。FKのサインプレーから山口蛍が浮き球パスをボックス内に送ると、大迫勇也が折り返し、武藤嘉紀がシュート。GKに弾かれたが、混戦から菊池流帆が押し込んだ。ホームチームが大きなリードを奪う。苦しくなった広島はカウンターからソティリウを中心に何度かビッグチャンスを作ったものの、1点ビハインドで前半を折り返す。

後半もボールを握る神戸は、54分に追加点。ボックス左に侵入した大迫勇也がボールを受けると、最後はクロスを小林祐希が押し込んでいる。さらにその1分後には3点目。DFラインの背後をとった大迫勇也にパスが通ると、シュートはGKに阻まれる。それでも、セカンドボールを回収した酒井高徳のクロス気味のボールがネットに吸い込まれた。止まらない神戸はさらにその2分後、カウンターから汰木康也が4点目。試合を決定づける。

神戸はその後もボールを握りながら広島の決定機を許さず。4-0で快勝を収めた。

この結果、神戸は4連勝で勝ち点を37まで伸ばすことに成功。残留確定へ大きく前進した。一方の広島は勝ち点54のまま、逆転優勝の可能性は消滅している。

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