日本代表のカタールW杯後初陣、ウルグアイ戦の起用に森保監督「三笘は先発で考えています」…侍ジャパンからヒントも?

20230323_Mitoma(C)Getty images

日本代表を率いる森保一監督が、キリンチャレンジカップ2023のウルグアイ代表戦に向けた前日会見に出席した。

カタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16で終えた後、続投が発表された森保監督。新たな4年間に向けては、24日に行われるキリンチャレンジカップのウルグアイ戦から再出発する。

前日会見に出席した森保監督は、新チームの基本布陣について「最終的には今日の練習で決めたい」としながらも、「4-2-3-1でスタートしていければ」との考えも明かした。さらに、ブライトンMF三笘薫の起用法についても語っている。

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「今日の練習を見て決めますが、三笘は先発で考えています。彼は(スーパーサブ起用となっていた)W杯でも先発できる力があったと思うし、大会に入る時の彼の状態を知っている方と知らない方がいます。コンディション的に色んなことがあって100%じゃなかったりしました。ただチームで勝っていくことが非常に大切なので、本人の力は認めながらもどうやってチームで勝っていくかをやらないといけないと思っています」

また、森保監督は野球の世界大会であるWBCを制した侍ジャパンからヒントを得たと口にした。

「スーパーな特徴を持った個の力のある選手が揃っている、かつチームのために犠牲心を払って献身的にチーム一丸となって戦う姿勢をみんなが持っている。個の力と、チームとしてというところを見せてもらいました。世界トップの個の力を持った選手が、チームのために、日本のために献身的に戦うことの大切さを教えてもらいました。我々も同じような考えを持っていましたが、改めて学ばせていただき、チーム作りに反映させていきたいと思います」

今季ブライトンで印象的なプレーを繰り返し、公式戦27試合9ゴール6アシストを記録する三笘のクオリティに賛辞を贈りながらも、チームとしてのまとまりが重要だと説いた森保監督。カタールW杯後からは次のステップとして、ボール保持時の崩しの部分を課題に挙げてきたが、強烈な個の特徴を備える三笘をその中でどのように生かしていくのだろうか。