2018年ワールドカップまるわかり!日程・放送・出場国・優勝候補ら、ロシア大会完全ガイド

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Getty Images
地球で最も観戦されているスポーツイベントの第21回大会が、まもなく開幕する。Goalがあらゆる情報をお届けしよう。

第21回FIFAワールドカップが、2018年夏、ロシアで開催される。

4年に1度開催されるサッカーの国際大会であり、地球上最大のスポーツイベントだ。テレビでの観戦者数は、オリンピックさえ上回る。

2018年大会は、特に注目度が高いだろう。現行の条件下で開催される、最後のワールドカップになるからだ。

2022年大会は、物議をかもしながらも、カタールで開催されることが決定した。現地の気候に配慮して、史上初めて、夏に当たる期間でない時期に行われることになる。

その後、ワールドカップは(多くのファンの反対にもかかわらず)出場チーム数が拡大され、48チームで争われることになる。2026年には、史上初めてアメリカ、カナダ、メキシコの3ヶ国にまたがっての開催になりそうだ。

現行フォーマットで最後となるロシア大会には、世界中の優れたサッカー選手、強豪国が世界一の称号を求めて集う。2018年大会について知っておくべきことのすべてを、ここに記しておこう。

■ワールドカップの開幕はいつ?

Russia fans

ワールドカップ開幕戦は、現地時間で2018年6月14日火曜日18時00分(日本時間24時00分)にキックオフされる。開催国ロシアの対戦相手は、グループAの「A2」スロットの抽選で選ばれ、開催地は決勝も行われる「ルジニキ・スタジアム」。

開幕日には1試合しか行われないが、その後グループステージが行われる期間は、1日3試合から4試合が予定されている。

では、2018年ワールドカップの決勝戦はいつかなのだろうか。

大会最終日は、7月15日の日曜日。決勝戦のキックオフはモスクワ時間で18時00分(英国夏時間で24時00分)。同日、決勝戦に先立って3位決定戦が行われ、準決勝2試合は、7月10日と11日に開催される。

本大会最後の4試合は、モスクワの「ルジニキ・スタジアム」か、サンクトペテルブルクの「クレストフスキー・スタジアム」で行われる。

■ワールドカップの開催国は?

Saint Petersburg Stadium Russia

ワールドカップはロシアで開催される。試合は、11都市の12のスタジアムで行われ、移動時間を軽減するため、全試合がロシアのヨーロッパ側の地域内とその近辺で開催される。

12のスタジアムのうちの10ヶ所が新築、もしくは過去5年以内に建設されたものである。残りの2つ、モスクワの「ルジニキ・スタジアム」とエカテリンブルクの「セントラル・スタジアム」は、大会に向けて大規模な改修が行われた。

■組み合わせ抽選会はいつ?

Diego Maradona World Cup draw

ワールドカップ本大会のグループ分けは、2017 年12月1日、クレムリン内の国立クレムリン宮殿で行われる。

国立クレムリン宮殿は、もともと、ソビエト連邦共産党の会議のために、ニキータ・フルシチョフの命令で建てられたものだが、ソビエト連邦崩壊後はコンサートホールとして使用されている。クレムリン全体は厳重に守られた複合施設で、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領の官邸も置かれている。

抽選会の司会は、元イングランド代表のギャリー・リネカーと、ロシアのスポーツジャーナリスト、マリア・コマンドラヤが務める。

■出場国の顔ぶれは?

Neymar Brazil

ワールドカップ本大会出場の全チームは、以下のとおり。大陸間プレーオフの詳細は、『Goa』の※ワールドカップ予選総括ガイド※をご覧あれ。

Country Region
Russia UEFA(開催国)
オーストラリア AFC
イラン AFC
日本 AFC
サウジアラビア AFC
韓国 AFC
ナイジェリア CAF
エジプト CAF
セネガル CAF
チュニジア CAF
モロッコ CAF
メキシコ CONCACAF
コスタリカ CONCACAF
パナマ CONCACAF
ブラジル CONMEBOL
ウルグアイ CONMEBOL
アルゼンチン CONMEBOL
コロンビア CONMEBOL
ペルー CONMEBOL
ベルギー UEFA
ドイツ UEFA
イングランド UEFA
スペイン UEFA
ポーランド UEFA
アイスランド UEFA
セルビア UEFA
フランス UEFA
ポルトガル UEFA
スイス UEFA
クロアチア UEFA
スウェーデン UEFA
デンマーク UEFA

■ワールドカップ公式試合球は、どんなもの?

Adidas Telstar 18 World Cup 2018

2018年ワールドカップの公式試合球は、アディダスの「テルスター18」である。今年発売されたアディダス製品の多くがそうであるように、「テルスター18」は古典的なデザインを踏襲している。

原点となるテルスターは、1970年のメキシコ・ワールドカップで使用されたもので、その後わずかにデザインを変えたテルスターも、当時の西ドイツで開催された1974年ワールドカップで使用されている。

テルスター18は、11月9日に公式に発表され、アルゼンチン代表のスーパースターであるリオネル・メッシが発売に一役買った。

「このボールを他の誰よりも一足早く知ることができて、ラッキーだった。ちょっと試してみたけど、とても気に入った。新しいデザインも色も、全部いい」と、メッシは語っている。

■ワールドカップのチケットを買うには?

Germany fan

FIFAは、ワールドカップのチケットを、9月14日木曜日から、FIFA.com/ticketsで発売した。個々の試合のチケットを購入できるだけでなく、特定のチームや開催地ごとの複数試合が見られるパッケージチケットを購入することも可能だ。

チケットは2段階に分けて販売され、それぞれが2ステージに分かれている。第1段階の第1ステージにおける販売は、9月14日~10月12日まで。この間の販売では、申込日がいつかによる違いはない。すべての申込から一斉に当選者が決まり、当選通知は11月16日に発送された。

第2ステージにおける販売は、11月16日に始まり、11月28日に終了する。この間の発売では、チケットは先着順で当選者が決まる。

第2段階の販売は、ワールドカップの抽選会が終わってから開始される。第1段階の第1ステージにおける販売と同じく、第2段階の第1ステージとして、12月5日~1月31日まで申込が受け付けられる。

第2段階の第2ステージは、3月13日に始まり、4月3日に終了する。チケットは先着順で当選者が決まる。さらに、最終販売が4月18日からワールドカップ決勝当日の7月15日まで行われる。

では、ワールドカップのチケットは、いくらなのか?

個々の試合のチケットは、4つのカテゴリーに分類され、カテゴリーごとに値段が違う。以下の表は、カテゴリーごとの値段を示したものだ。カテゴリー4のチケットは、ロシア居住者のみに販売され、ルーブル換算される。

試合 カテゴリー1 カテゴリー2 カテゴリー3 カテゴリー4
開幕戦 64,368円(£432) 45,594円(£306) 25,777円(£173) 6,407円(£43)
グループステージ 24,585円(£165) 19,370円(£130) 12,367円(£83) 2,533円(£17)
ベスト16 28,757円(£193) 21,605円(£145) 13,410円(£90) 4,470円(£30)
準々決勝 42,763円(£287) 29,800円(£200) 20,562円(£138) 7,599円(£51)
準決勝 87,761円(£589) 56,173円(£377) 33,376円(£224) 8,940円(£60)
3位決定戦 42,763円(£287) 29,800円(£200) 20,562円(£138) 7,599円(£51)
決勝戦 128,736円(£864) 83,142円(£558) 53,342円(£358) 14,006円(£94)

チケットのほとんどは、オンラインで前売りされることになっているが、売れ残った「最終販売」のチケットは、大会期間中ロシアのチケットセンターでも販売される。

■ワールドカップをテレビ観戦するには?

New Zealand

※現時点で、日本の放送予定は決まっていないので、決まり次第追記いたします

■ワールドカップの優勝候補は?

Toni Kroos Germany

現在のところ、ほとんどのブックメーカーが、ディフェンディング・チャンピオンとして臨むドイツを優勝候補の筆頭に挙げている。

ヨアヒム・レーヴ監督率いるドイツは、引退した元主将のフィリップ・ラームを欠くこととなる。ヨーロッパを去ってメジャーリーグサッカーへ行ったバスティアン・シュヴァインシュタイガーも、代表には呼ばれない可能性が高いだろう。それでも、マッツ・フンメルスやトニ・クロース、メスト・エジル、トーマス・ミュラー、そしてケガによるコンディションが気にはなるものの、マヌエル・ノイアーといったスター選手がズラリと揃っている。

ドイツは、ヨーロッパ予選10試合で43得点・4失点、得失点差は+39と欧州予選記録を更新。文句のつけようのない成績で、本大会出場をグループ首位で決めた。

EURO2016準優勝のフランスも、新世代のスター選手たちが成長して素晴らしいチームになったと言われており、優勝候補の呼び声が高い。“レ・ブルー”ことフランス代表には、アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバ、キリアン・エムバペといった頼りになるスターたちを抱えている。しかし、ディディエ・デシャン監督のチームは最後の最後まで苦戦しており、成功を収められるかどうかは予想が難しい。

ブラジルとスペインは、予選の戦いぶりが印象的であり、優勝予想のオッズではフランスよりも上位に挙げられている。

ブラジルは、才能ある多彩な攻撃陣が魅力だ。ネイマール、フィリペ・コウチーニョ、ガブリエウ・ジェズの3人が、恐るべき前線を構成している。さらに、トッテナム・ホットスパーでは地獄を見ながらも、バルセロナで復活し母国のために活躍するパウリーニョのような思いがけない新しいスターも見つかっている。

スペインは、2014年大会ではグループステージで早々と敗退し、EURO2016ではベスト16止まりと、ここ数年のパッとしなかった。しかし、現在はV字回復を見せている。フレン・ロペテギ監督率いるスペインは、予選10試合で9勝。最終的に2位のイタリアに勝ち点差5をつけてトップ通過を果たした。

アルゼンチンも、予選ではかなり苦労をしたものの、優勝候補に挙げられている。ベルギーとイングランドは、蚊帳の外だろう。

■ゴールデンボール(大会最優秀選手)の最有力候補は?

Lionel Messi Argentina

ゴールデンボールの有力候補というと、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシを挙げないわけにはいかない。とりわけメッシは、アルゼンチンは決勝で負けたにもかかわらず、2014年大会のゴールデンボールに選ばれている。

メッシに次ぐ2番手は、トーマス・ミュラーだ。ドイツが2連覇を果たせば、受賞は間違いないだろう。トニ・クロースとマヌエル・ノイアーも、ドイツ代表に欠かせない存在になるに違いない。

ブラジルを引っ張るネイマールは、2014年大会では準々決勝で負傷するまでずば抜けた活躍をしており、誰も文句のつけようのないスターとして、代表でプレーする時は別次元の活躍を見せている。

ディディエ・デシャン監督が才能あふれる選手が目白押しのフランスを一体感あるチームにまとめあげることができれば、 アントワーヌ・グリーズマンやポール・ポグバが活躍するチャンスも出てくるだろう。スペインではセルヒオ・ラモスが中心となって、スペインを復活させる姿を想像することもできる。

ただしおもしろいことに、ゴールデンボールは1994年にブラジルが4度目の優勝を果たしてロマーリオが受賞して以降、優勝チームからは選出されていない。

以降、ロナウド、オリバー・カーン、ジネディーヌ・ジダン、メッシと準優勝国から選ばれており、2010年大会のディエゴ・フォルランに至っては、3位決定戦に敗れたウルグアイから選ばれているのである。

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