2019_01_22_takashi_inui(C)Getty Images

2試合連続で先発の乾貴士、レンタル元ベティスとのアウェー戦では存在感を示せず…観衆からは大喝采浴びる

17日のリーガ・エスパニョーラ第24節、アラベスは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦を1-1のドローで終えた。日本代表MF乾貴士は、2試合連続となる先発出場を果たしている。

レンタル先のアラベスで初戦から輝きを見せた乾が次に立ち向かう相手は、レンタル元であるベティス。試合前にアカペラで、マフラーを掲げて歌われる圧巻のイムノを、アウェーチームの一員として聞くことになった。

乾は前節レバンテ戦に続き、4-1-4-1の右サイドハーフとしてプレー。立ち上がりには縦にドリブルを仕掛けてクロスを送ったり、カウンターの場面でスルーパスを出したりと積極的にプレーに絡んでいった。が、先制点を決めたのはベティス。15分、CKから速攻を仕掛けられると、ロ・チェルソのゴールを許している。

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アラベスは26分、先制点にも絡んだヘセの決定機を許したものの、このシュートはゴールラインを割る前にマリパンがクリアして事なきを得る。そしてその2分後、チームの窮地を救ったマリパンのゴールでスコアをタイに戻すことに成功。アラベスの背番号6は、サイドのFKから混戦となったボックス内でシュートを決め切っている。

前半は1−1で終了のホイッスル。乾は序盤にこそプレーに関与したが、アラベスの攻撃が左サイドのジョニーを中心に行われたこともあり、徐々に存在感を失っている。またベティスの右サイドハーフ、グアルダードのケアが遅れてフリーにさせていたことも気がかりだった。

後半になるとベティスのポゼッション率がさらに上がり、アラベスは速攻を中心として勝ち越しの機会をうかがうことに。乾は左サイドから展開される攻撃の中で、フィニッシュできるポジションに走り込み続けたがボールは届かず、存在感を示せないままだった。

アラベスのアベラルド監督は58分に選手交代を敢行。ドゥアルテ、ワカソを下げてアドリアン、マヌ・ガルシアを投入した。対してベティスのセティエン監督は64分にヘセをセルヒオ・レオンに代え、さらに68分にはバラガンとの交代でホアキンを投入。ホアキンはリーガ1部通算505試合目の出場となり、歴代出場記録6位のチャビに並んでいる。

その後もベティスの攻勢が続き、アラベス、さらに乾は守備に追われ続けることに。アベラルド監督は83分に最後の交代カードを切り、乾との交代でロランを投入。ベティスのサポーターは自クラブの選手である乾に対して、大きな喝采を浴びせていた。

アラベスは最後の最後までベティスの猛攻にさらされ続けることになったが、それでもゴールを許さずに勝ち点1を持ち帰った。アラベスは勝ち点36で6位、ベティスは勝ち点33で8位に位置している。

■試合結果

ベティス 1-1 アラベス

■得点者
ベティス:ロ・チェルソ(15分)

アラベス:マリパン(28分)

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