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133億円超えDFクリバリが人種差別に…アンチェロッティ憤る「次は試合をやめるぞ」本人は「この肌の色に誇り」

セリエAでまたしても残念な人種差別問題が起こった。

セリエAでは、26日にインテル対ナポリのビッグゲームが開催。3位vs2位の上位対決となった今回の一戦で先発したクリバリは、80分にイエローカードを提示された際、拍手をするアクションを取った。これが主審への挑発的な行為とみなされ、2枚目のイエローカードで退場となっていた。試合は、後半アディショナルタイムにラウタロ・マルティネスがゴールを記録し、インテルが1-0で勝利している。

この試合では、クリバリに対して人種差別的なチャントが起こっていたとのことだ。試合後、ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督はクリバリへの行為について憤りをあらわにし、終わらないセリエAの人種差別問題の深刻さを主張した。

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アンチェロッティ監督は、「奇妙な雰囲気だった。我々は3度にわたって試合中止を求めた。クリバリは確かにイライラしていた。彼は普段、穏やかだし、プロらしい人間だ。だが彼は試合を通して“モンキーノイズ”の標的となっていた」と話し、人種差別を受けたことでクリバリが冷静さを欠いたと主張。続けて、「次はこちらから試合をやめる。それをすれば敗戦と判断されるだろう。だが、我々はそれをする準備ができている。こんなことが起こるのはイタリサッカーにとって良くない」と強調した。

一方、クリバリ本人は今回の件について、自身の『ツイッター』で「退場、そして敗戦には失望している。でも僕は、自分の肌の色を誇りに思っている。フランス、セネガル、そしてナポリの一人の男としてだ」とコメントした。

現在27歳のクリバリは、セリエA屈指のDFとして認知されているセネガル代表の屈強なセンターバック。先日には、マンチェスター・ユナイテッドが以前に9500万ポンド(約133億円)にものぼるオファーを出したが、これを断ったことをナポリの会長が明かしていた。

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