12日にアジア杯の日本代表メンバー発表…23人の当落を徹底予想! ◎当確、◯有力、△微妙、☆サプライズ枠は?

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(C)Getty Images
JFA(日本サッカー協会)は、来年1月5日に開幕するAFCアジアカップ2019に臨む日本代表のメンバーを12日に発表する。『Goal』では、メンバー発表を前に、各ポジションごとに当落選手を予想した。

森保一監督体制となって初の公式大会となるアジアカップ2019制覇を目指すサムライブルー。『Goal』では、2011年以来2大会ぶり最多5度目の優勝に向けたメンバー発表を前に、開催地UAE行きの切符を手にする23名を徹底予想する。今回は、アジアカップでも現地取材を予定しているサッカージャーナリストの河治良幸氏に代表メンバー当落の行方を占ってもらった。

【森保体制下での日本代表成績(4勝1分)】※カッコ内は日本の得点者
  9月11日  コスタリカ戦 ◯ 3-0(OG、南野、伊東)
10月12日 パナマ戦         ◯ 3-0(南野、伊東、OG)
10月16日 ウルグアイ戦  ◯ 4-3(南野×2、大迫、堂安)
11月16日 ベネズエラ戦  △ 1-1(酒井宏)
11月20日 キルギス戦      ◯ 4-0(山中、原口、大迫、中島)

【GK予想=招集予想3名】

2018_12_10_japan_gk

当確◎:東口順昭(ガンバ大阪)
当確◎:権田修一(サガン鳥栖)
有力〇:シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)

微妙△:西川周作(浦和レッズ)
サプライズ☆:中村航輔(柏レイソル)

森保ジャパンがスタートしてから3回の招集で常に選ばれている東口、権田、シュミット・ダニエルの3人が、ほぼ鉄板と見ていいだろう。アジアカップは第一に結果が求められる大会ではあるが、敗退したら終わりという最終予選とは違い、選手に国際経験を積ませる側面もある。

これまでは、東口が2試合、権田が2試合、シュミットが1試合で起用されている。おそらく東口が一番手だが、権田のゲームコントロール、シュミットの組み立てという強みもあり、誰が開幕戦でゴールマウスを守ってもおかしくはない。

サプライズ枠は脳震盪から復帰した中村としたが、代表でリスクを負うタイミングではなく、かなり確率は低いと見る。それよりは天皇杯で健在を示した西川の方が可能性は高いと見るが、先のことも考えてシュミットは残すのではないか。

【CB予想=招集予想4名】

2018_12_10_japan_cb 当確◎:吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
当確◎:槙野智章(浦和レッズ)
有力〇:三浦弦太(ガンバ大阪)
有力〇:冨安健洋(シント=トロイデン/ベルギー)

微妙△:植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)
微妙△:昌子源(鹿島アントラーズ)
サプライズ☆:谷口彰悟(川崎フロンターレ)

ディフェンスリーダーの吉田が唯一絶対の主軸と言えるだが、槙野も経験とマルチな能力を考えれば当確だ。ここまで森保監督の評価を着実に高めている冨安と三浦も順当なら選ばれるが、コンディションの見極めにより9月のメンバーである植田の逆転もありうる。アジアカップならではの高さ対策や終盤のパワープレー対策など考えると不安要素でもあるからだ。

実績的には吉田に次ぐ位置付けでもおかしくない昌子は怪我の影響もあり、ここまで招集できていない。事前にクラブ・ワールドカップ(W杯)でUAEの環境を経験できるメリットもあり、ロシアW杯の主力でもあった彼の経験からすれば”ぶっつけ招集”でも問題はない。しかし、フランスのストラスブール移籍が確実視されている状況でもある。実現すれば移籍の直後でもあり、クラブでのパフォーマンスを優先させるため、森保監督はあえて選出せず、その代わりコパアメリカで招集する可能性がある。

未招集組ではJリーグで出色のパフォーマンスを見せた谷口彰悟も現代表に入る資質はあり、森保監督の評価が気になるところだ。

【SB予想=招集予想4名】

2018_12_10_japan_sb 当確◎:長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
当確◎:酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
有力〇:室屋成(FC東京)
有力〇:佐々木翔(サンフレッチェ広島)

微妙△:山中亮輔(横浜F・マリノス)
微妙△:車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
サプライズ☆:西大伍(鹿島アントラーズ)

肺気胸で11月のメンバーから外れた長友も無事に復帰。酒井はマルセイユで難しい立場にはあるが、コンディションに問題がなければ少なくともメンバー入りは間違いない。9月から全て招集されている室屋もメンバー入りはほぼ間違いなく、限りなく「当確」に近い「有力」だ。

佐々木も森保監督の評価は安定して高いはずだが、キャラクターの違う山中という新たなライバルが現れた。また、9月に招集された車屋も川崎でパフォーマンスをあげており、逆転可能なポジション。左サイドは長友に加えて彼ら3人の中から選ばれそうだが、右サイドはこれまで未招集の選手から入る可能性もある。事前にUAEを経験できる”地の利”もあり、有事のサイドハーフ起用などを考えても西は面白い。

【セントラルMF予想=招集予想4名】

2018_12_10_japan_cmf 当確◎:遠藤航(シント=トロイデン/ベルギー)
当確◎:柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)
当確◎:青山敏弘(サンフレッチェ広島)
有力〇:守田英正(川崎フロンターレ)

微妙△:天野純(横浜F・マリノス)
微妙△:山口蛍(セレッソ大阪)
サプライズ☆:大島僚太(川崎フロンターレ)

これまでの起用法から主力として計算されている遠藤航と柴崎岳は鉄板だろう。前回怪我で辞退した青山も森保監督の信頼は厚そうだ。しかし、森保ジャパンの常連で「当確」のはずだった三竿健斗が恥骨関連そけい部痛で全治6週間と診断され、不参加が発表されたCWCはもちろん、アジアカップも絶望的となった。

4人目として有力なのは守田だ。9月は追加招集で右サイドバックの起用だったが、11月のキルギス戦では本職のボランチでフル出場。“格下”相手ながらポジティブな評価を与えたはずで、ディフェンシブな役割をこなせる特徴からも、そのまま枠に当てはまりそうだ。川崎では主軸の大島もいるが終盤戦で左足に肉離れを発症しており、回復が開幕直前になるため見送られるだろう。

となると、順当なら上記の4人だが、ほかの可能性としては二列目との兼任で天野が呼ばれるケース。FKのスペシャリストでもある左利きの天野なら柴崎や青山との違いも出せる。90分の守備は現時点で信頼されていると言い難いが、リードされた後半の起用などはありうる。また9月の招集を怪我で辞退した山口蛍も青山などの状態次第では経験重視で再選出される可能性もある。

【アタッカー(2列目、CF)予想=招集予想8名】

2018_12_10_japan_at 当確◎:大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
当確◎:堂安律(フローニンゲン/オランダ)
当確◎:南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
当確◎:中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
当確◎:原口元気(ハノーファー/ドイツ)
有力〇:伊東純也(柏レイソル)
有力〇:小林悠(川崎フロンターレ)

微妙△:浅野拓磨(ハノーファー/ドイツ)
微妙△:北川航也(清水エスパルス)
微妙△:香川真司(ドルトムント/ドイツ)
微妙△:宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)
微妙△:岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
微妙△:川又堅碁(ジュビロ磐田)
微妙△:杉本健勇(セレッソ大阪)
サプライズ☆:鎌田大地(シント=トロイデン/ベルギー)

森保ジャパンの看板になりつつある堂安、南野、中島の3人と、現状は1トップで唯一無二の存在である大迫、そして2列目の3人よりレギュラーとしての序列は下がるものの、スタメンでもジョーカーでも計算の立つ原口の5人が当確。残る3人は大会をにらみ、森保監督がどういうポジションやタイプの組み合わせにするかでチョイスも変わってきそうだ。

少なくとも1トップの務まる選手がもう1人は必要。前回選出されながら怪我で辞退した鈴木優磨は天皇杯の準決勝で右ハムストリングを負傷。チームメイトの三竿とともにアジアカップも候補から外さざるを得ない。小林は度重なるアクシデントで10月も11月も参加できなかったが、コンディションに問題がなければ有力だ。伊東純也も続けて招集されており、同じ右サイドの堂安とも全くタイプが違う。

北川も10月と11月で着実にステップアップしている。ただ、大会での決定的なオプションを探している森保監督の基準を満たしているかは不明で、森保監督がJリーグのラスト2試合を捨ててまで欧州に足を運んだ理由がそこのチョイスに反映される可能性がある。

怪我から復調した浅野、森保監督が視察した宇佐美といった選手も候補で、ドルトムントで試合に出ていない香川も経験や現在の2列目のメンバーにいない試合の緩急を付けられる選手として森保監督は構想に入れている。香川に関しては試合に出場できる環境を見つけた上でアジアカップ後の代表復帰を目指させるプランもあるかもしれないが、やはりこの時期に森保監督がわざわざ練習視察に訪問したことは気になる。

ネックは、香川も冬の移籍が濃厚とされており、早期に新天地にフィットする意味でも1月は重要な”適応期間”になることだ。また、優勝を最優先に考えるなら経験豊富な岡崎の復帰も現実的なチョイス。レスターでは短い時間ながら継続的に起用されており、まさしく”頼れるジョーカー”が加わる形になる。

そして、サプライズ枠なら鎌田だ。A代表の経験はなく“ぶっつけ招集”にリスクはあるが、現在ベルギーで絶好調にあり、旬の選手を入れるプラスαの方が大きいと森保監督が考えるのであればサプライズどころか順当な選出と言えなくもない。久保裕也、武藤嘉紀、乾貴士なども実力的な資格があるが、クラブでの目立ったパフォーマンスを出せておらず、乾もベンチ入りはしているものの出番がなかなかない状況だ。それでもドルトムントの香川より状況は良いように見えるが、チームの構成バランスから見送られるのではないか。

【アジアカップメンバー23人予想】

2018_12_10_moriyasu ▽GK
当確◎:東口順昭
当確◎:権田修一
有力〇:シュミット・ダニエル

▽DF
当確◎:吉田麻也
当確◎:槙野智章
有力〇:三浦弦太
有力〇:冨安健洋
当確◎:長友佑都
当確◎:酒井宏樹
有力〇:室屋成
有力〇:佐々木翔

▽MF
当確◎:遠藤航
当確◎:柴崎岳
当確◎:青山敏弘
有力〇:守田英正
当確◎:堂安律
当確◎:南野拓実
当確◎:中島翔哉
当確◎:原口元気
有力〇:伊東純也

▽FW
当確◎:大迫勇也
有力〇:小林悠
微妙△:浅野拓磨

最大のポイントは2列目と前線の構成・バランスと人選になる。1カ月で7試合を戦い、先に進むほど相手に研究されるアジアカップではいかに有効な攻撃の選択肢を持っておくかが躍進の鍵になる。前回のアジアカップに優勝したオーストラリアと準優勝の韓国もレギュラー陣のクオリティと安定感に加えて、大会が進むほどサブの選手が存在感を増して”日替わりヒーロー”が生まれていた。

逆に、アギーレ監督が率いていた日本代表は4試合すべて同じスタメンで、途中出場で柴崎岳が活躍したものの、勝負所でのオプションの不足が準々決勝での敗退の大きな要因だった。その意味で主力の4人のバックアップであるだけでなく、違いを生み出せる選手を加えておきたいところだ。

この予想では選出の可能性の高そうな順に並べたが、香川の復帰、鎌田の抜擢といった可能性は十分にある。ただ、FIFAの規定では同じ年に複数の大陸選手権に国際Aマッチとして拘束できないため、今回漏れた選手はコパ・アメリカの重要な戦力になりうる。森保監督はそうした事情も頭に入れて最初の”本番”となるアジアカップに臨戦体制を整えるはずだ。

文・予想=河治良幸

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