20181201-TOSU-FERNANDO TORRES(C)J.LEAGUE

鳥栖・竹原社長、言葉を選びながらも「F・トーレスは残る」…今季の分水嶺、来季展望を語る

サガン鳥栖の竹原稔社長は1日に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ最終節・鹿島アントラーズ戦後、今季の振り返りや元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの去就、来季の展望について、言葉を選びながらも語った。

鳥栖はホームで行われたJ1第29節・湘南ベルマーレ戦の敗北を受け、マッシモ・フィッカデンティ監督から金明輝監督へと交代を行った。この監督交代がターニングポイントだったと、竹原社長は振り返る。

「いろいろな意見はありますが、あのタイミングしかなかったと思います。もっと強いチームになれたと、選手も感じていたでしょう。今日(鹿島戦)も良い試合運びができたと思うし、課題はありますが、一度大きく沈んで大きくジャンプしたい年になりました」

以下に続く

金明輝監督については「100点満点。天皇杯は敗れましたが、あとは負けなし」と高評価。メディアなどで来季の監督候補が挙がっていることについては、こちらが意図したものではないと強調した。

F・トーレスは来季も鳥栖でプレーするのか。「税制の問題で“残留”という表現は微妙」としながらも、「F・トーレスも残ると思っているし、僕らも残っていただきたい」と言及。それでも「F・トーレスだけでチームを作っているわけではない」と、来季に向けた全選手の契約に関して遅れが出ていることを踏まえ、言葉を選んだ。

また「大口スポンサーのCygamesが来季撤退するのでは」という報道についても慎重な言い回しとなった。

「九州でスポンサードをしていただくことの難しさを、記者の方には分かってもらいたい。昨日からチームに帯同して鹿嶋市内を回っているが、鳥栖との違いを感じています。鳥栖でJ1を戦うためには、来年あり方を見つめ直さなければいけない。そうした中で“撤退”などのネガティブな表現は使いたくないし、ずっとファンでいただけたらと思っています」

それでも「もしも徹底があっても、チームが危機にさらされることはないし、クラブとしてはなんら変わらない方向で、前を見て進んでいくだけ。僕らが頑張ってクラブを未来に進めていく」と、新たなビジネスモデルの構築に自信をのぞかせた。

そして「本当にサポーターの力に後押しを受けたことに感謝をしたい」という言葉で締めくくった。

▶Jリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【DAZN関連記事】
DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)に登録・視聴する方法とは?加入・契約の仕方をまとめてみた
DAZNの番組表は?サッカーの放送予定やスケジュールを紹介
DAZNでJリーグの放送を視聴する5つのメリットとは?
野球、F1、バスケも楽しみたい!DAZN×他スポーツ視聴の“トリセツ”はこちら ※提携サイト:Sporting Newsへ

Goal-live-scores
広告