ボルシア・ドルトムントは現地時間18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループA開幕節でクラブ・ブリュージュに1-0で辛勝。この一戦でルシアン・ファーヴル新監督の下での公式戦初出場を迎えたMF香川真司のパフォーマンスはドイツ紙でトップタイの評価を与えられた。
これまでファーヴル新体制で臨んだ公式戦4試合にはメンバーにすら含められず、苦境が続いていた香川。この日、ベルギー王者ブリュージュ相手に苦戦を強いられたドルトムントだが、62分にはマリオ・ゲッツェに代わってついにピッチに立つことに。トップ下に入るとともにドルトムントの攻撃もリズムに乗り始めたうえ、DFウカシュ・ピシュチェクの好機(79分)を生み出すなど存在感を発揮した。
そんな香川のパフォーマンスをドイツ紙『ビルト』は高く評価。69分から出場し、ややラッキーな形のゴールでドルトムントに勝利をもたらしたMFクリスチャン・プリシッチの「2」という最高タイの採点に並んだ。一方、ゲッツェやマリウス・ヴォルフ、マルコ・ロイスと先発出場したアタッカーらは「4」と評価が低く、ジェイドン・サンチョは単独ワーストの「5」と酷評された。
各選手のパフォーマンスを寸評しない『ビルト』だが、マッチレポートでは香川とポジションが被ると見られるゲッツェについて「活気やゴールに向かう姿勢を欠いた」と辛口。同紙の見解では、この試合で限られた出場時間しか与えられていない香川の方がより印象に残るプレーを見せたようだ。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
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