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「頂」への第一歩、開幕勝利を誓う鳥栖…神戸は最強布陣でJ1通算200勝目へ【プレビュー/J1開幕戦】

来たる2月23日、2018シーズンの明治安田生命J1リーグがいよいよ開幕する。1993年に産声を上げたJリーグは今年で節目の25年目。その記念すべき25回目の開幕戦は、史上初の金曜日開幕となり、サガン鳥栖とヴィッセル神戸がベストアメニティスタジアムで初勝利を懸けて激突する。

■フィッカデンティ体制3年目の鳥栖、よりアグレッシブなサッカーへ

鳥栖は今季、イタリア人指揮官のマッシモ・フィッカデンティ監督体制3年目を迎える。今シーズンの新戦力として、神戸からMF高橋秀人、東京ヴェルディよりDF安在和樹、ドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフU-19よりMF伊藤遼哉を迎え入れた。さらに昨季、川崎フロンターレから期限付き移籍で加入し、プレースキッカーとしても地位を確立したMF原川力も完全移籍で加入するなど、各ポジションに満遍のない補強を図った。

一方で、頼れる存在FW豊田陽平が韓国の蔚山現代へ期限付き移籍。8シーズン在籍し、2012年から5年連続で二桁得点を記録していたエースを失ったが、異次元の身体能力を誇るFWビクトル・イバルボは健在。驚異的なキープ力と人間離れした身体能力の高さを駆使し、ゴール量産を狙う。

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フィッカデンティ監督は「オーガナイズされていて、試合を支配するようなアグレッシブなサッカーを目指す」と抱負を語っており、クラブがスローガンに掲げる「ITADAKI(頂)」に向けて「毎日良いトレーニングをすれば、良い結果がついてくる」と確信を持って開幕戦に臨む。

鳥栖はJ1に初昇格した2012シーズン以降、7季連続でホームでの開幕戦を迎える。開幕試合では、昨季に限っては柏レイソルに敗れたものの、過去6年間で3勝2分け1敗と白星が先行。さらに、ホーム戦では昨季リーグ3位タイとなる勝ち点34を獲得するなど、本拠地では一際強さを見せている。

神戸とのJ1での対戦成績は、通算10試合で5勝4分1敗と黒星はわずかに1つ。ホームでの対戦に至っては、3勝2分の無敗。得意とする神戸相手にアグレッシブなサッカーを展開し、開幕スタートダッシュ成功を目指す。

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■積極補強の神戸、最強布陣でタイトル獲得目指す

昨季、元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキを獲得し、一躍話題をさらった神戸が今シーズンも積極補強を敢行している。DF岩波拓也やMF大森晃太郎、MF高橋秀人といった主軸こそ移籍したものの、アビスパ福岡から昨季J2で19得点を挙げたFWウェリントン、ベガルタ仙台からMF三田啓貴が加入。中国の重慶力帆FCよりチョン・ウヨンが3年ぶりに復帰したほか、タイのムアントン・ユナイテッドFCからは“悪魔の左足”の異名を持つDFティーラトンを獲得。積極補強で選手層により厚みをもたらしている。

そして、今季も続投する吉田孝行監督のサポート役として、かつて浦和レッズや京都サンガF.C.などを率いた経験のあるゲルト・エンゲルス氏を招聘。経験豊富なドイツ人指導者が久しぶりにJリーグへ帰ってくる。「昨シーズンの守備をベースに積み重ね、攻撃はボールを保持して相手を崩すサッカーを目指す」と目標を掲げた吉田監督。ポゼッションをより意識したサッカーを展開し、前線のゴールラッシュに期待したいところ。

さらに、今季も10番を背負うポドルスキが新キャプテンに就任。その影響力は今後さらに増すことが予想される。ウェリントンとのコンビネーションも注目で、息が合えば破壊力抜群の攻撃が展開されそう。その他にもFW田中順也、FWハーフナー・マイクといった選手も控えており、絶対的存在のポドルスキとのコンビネーションこそが躍進のポイントなりそうだ。

神戸はこの鳥栖との開幕戦に勝利すれば、J1通算200勝目に到達する。“メモリアルな開幕戦”で、“メモリアルな勝利”を目指す。

注目のJ1開幕戦、鳥栖vs神戸は20時にベストアメニティスタジアムでキックオフ。放送はDAZNで生中継される。

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