ロシア・ワールドカップのダークホース候補がいよいよ登場。グループDでは、クロアチアがナイジェリアと対戦する。
欧州予選では苦しみ、本大会でも同組となったアイスランドに首位の座を譲ったクロアチア。プレーオフ経由でなんとか出場権を掴んだが、チームの選手層は優勝候補たちに引けを取らない。中でも、注目はやはりMFルカ・モドリッチだ。所属のレアル・マドリーでも10番を背負い、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇の中心となった主将は、“現役世界最高の司令塔”と言っても良いだろう。
そしてクラブでもチームメイトのMFマテオ・コバチッチとバルセロナMFイヴァン・ラキティッチと形成する中盤は強力。FWイヴァン・ペリシッチやFWマリオ・マンジュキッチら攻撃陣にもタレント揃いだ。
意外にも直近20年間でグループステージを突破したことはないが、過去最高の選手層を持つクロアチアはグループD本命の1つだろう。
対するのはナイジェリア。3大会連続の出場となった“スーパーイーグルス”には、プレミアリーグで活躍する選手が多数所属。チェルシーFWビクター・モーゼスの他、アーセナルの22歳MFアレックス・イウォビ、そしてレスターの21歳FWケレチ・イヘアナチョの2人の若手アタッカーには注目だ。
主将を務めるのは、31歳のベテランMFジョン・オビ・ミケル。チェルシー時代にCL優勝も経験した人望の厚いキャプテンは、2大会連続のグループ突破に導けるだろうか。
多くのスター選手を抱えるクロアチアと、次世代のスター候補生が揃うナイジェリア。両者の一戦はどのような結末を迎えるだろうか。
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