日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスル・ユナイテッドは3日、プレミアリーグ第11節でホームにワトフォードを迎えた。
ここまで0勝3分け7敗で19位に沈むニューカッスルと、同6勝1分け3敗で7位につけるワトフォードが激突。武藤はリーグ戦4試合連続で先発に名を連ねた。
試合序盤はワトフォードが優勢に進める。デウロフェウを活用しながら先制弾を狙うワトフォードに対して、ニューカッスルはなかなか攻撃がかみ合わずにチャンスをつくれない。武藤も積極的に前線で動くものの、うまくボールに絡めない時間が続く。
前半の終盤にかけては徐々に武藤のボールタッチが増える。38分にはバイタルエリアでドリブルを仕掛けたが、相手DFに後方からファウルを受ける。これで獲得したFKはシェルヴィーがキッカーを務めたが、直接狙ったシュートは枠を捉えることができない。
前半の終了間際には、脚を痛めた様子の武藤がアヨセ・ペレスとの交代でピッチを後に。そのニューカッスルは、後半早々の49分にロベルト・ペレイラにバー直撃のシュートを放たれるなど劣勢を強いられる。
それでも、武藤との交代で入ったアヨセ・ペレスがゴールを挙げる。65分、ボックス左手前でFKを獲得すると、キ・ソンヨンが蹴ったシュート性のボールにニアのアヨセ・ペレスが頭でコースを変える。これがネットを揺らし、ニューカッスルが先制した。
その後、ワトフォードをシャットアウトしたニューカッスルがそのまま逃げ切り。第11節にして待望の今季初勝利を手にしている。
■試合結果
ニューカッスル・ユナイテッド 1-0 ワトフォード
■得点者
ニューカッスル:アヨセ・ペレス(65分)
ワトフォード:なし
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