メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスは、優勝候補のドイツを破った快挙を喜びつつ次戦以降に集中したいと語った。
17日に行われたロシア・ワールドカップのグループF初戦で、ドイツと対戦したメキシコ。前回大会の王者であり、今回も優勝候補の一角に推されるドイツ相手に、35分のイルビング・ロサノのゴールを守り切り、1-0で見事な勝利を挙げた。
試合後、“チチャリート”の愛称で呼ばれるエルナンデスは、「これが歴史的快挙だとは思っていない。なぜなら、韓国とスウェーデンに敗れればメキシコに帰ることになり、何の意味もなくなってしまうからね」と、2戦目、3戦目にフォーカスしなければならないと語った。
「僕たちの目標は、あくまでの決勝にたどりつくこと。これは1つのステップだ。でも、とても重要で、エネルギーと自信を植え付けてくれる大きな1歩だ。この3年間、僕たちは全ての相手に対して戦ってきたから、この勝利で取り乱したりはしていない。これはW杯で、初戦に勝利するためだけにここにやって来た人はいないはずだ」
「僕たちはビッグチームではない。それに彼らには優勝という経験があり、それは大きな影響をもたらすが、フィールドの上では11対11だ。ありがたいことに僕たちの思い通りに事が進んでくれたね」
そして、23日に行われる2戦目の韓国戦について「今はこの試合のことだけを考えている」と、早くも次戦に向けて切り替えている。
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