リーガ・エスパニョーラ第17節が23日に行われ、レアル・マドリーとバルセロナが対戦。前半が終了して0-0となっている。
レアル・マドリーはコンディションが不安視されたクリスティアーノ・ロナウドが先発出場。ガレス・ベイルはベンチとなり、リオネル・メッシ対策としてイスコではなくマッテオ・コバチッチが起用された。一方のバルセロナは戦前の予想通りで、サミュエル・ユムティティの代役にはトーマス・ヴェルマーレンが選ばれ、前線ではルイス・スアレスとメッシがコンビを組んだ。
序盤から素早いプレッシングでバルセロナを窒息させたレアル・マドリーが、テンポをつかむ。すると、コーナーキックからフリックしたところをロナウドがヘディングシュート。バーに当たりながら、ゴールラインを越えたがオフサイドの判定で先制点は生まれず。
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その後も左サイドからの仕掛けを中心にマドリーがチャンスを作り続ける。しかし、バルセロナは右サイドからメッシの一本のパスからパウリーニョが裏を取ってボレー。強烈なシュートはケイロル・ナバスが指先で触り、難を逃れる。
直後にロナウドが左サイドを突破し、角度のないところからシュート。左足で隅を狙ったシュートは、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが足で防ぎ、均衡は保たれたまま。
40分にはクロスから再びパウリーニョが今度は頭で狙うものの、ナバスが横っ飛びでかき出した。負けじとマドリーも左サイドのクロスからカリム・ベンゼマがシュート。ニアに飛び込み、ファーへと流し込むことを試みたが、ポストに嫌われてしまう。
両チームチャンスがありながらも、GKの好守でスコアは動かず、前半サンティアゴ・ベルナベウに歓喜の雄叫びが響き渡ることはなかった。