日本は19日、ロシア・ワールドカップのグループH初戦コロンビア戦に挑むが、イタリア紙『イル・メッサジェーロ』に寄稿するサッカー情報サイト『ファンタガッゼッタ』が日本について特集を組んでいる。
まずは、W杯開幕2カ月前の指揮官解任劇にも言及。「日出ずる国の代表を率いるのは、アキラ・ニシノだ。2015年3月から2018年4月まで日本を率いたヴァヒド・ハリルホジッチ元監督の解任後、サプライズで後任となった」と紹介している。
続いてチーム構成に移ると、「昔と違い日本には、それなりに経験を持つ選手が何人もいる」として、MF香川真司やMF本田圭佑の名前を挙げた。「特に元ミランの選手には好不調の波はあったが、彼らはリスペクトに値する舞台に立ち、プレーを見せてきた」と綴った。またFW岡崎慎司にも言及。「プレミアリーグのような難しいリーグにおいて、決定的なゴールを決める能力を持つ。W杯のような短期決戦の大会では役立つだろう」と予想した。
日本はグループHにおいて、コロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。「グループリーグの戦いは難しいだろう。ポーランドやコロンビアの攻撃力は恐るべきものだ。だがカワシマを見て欲しい」として、GK川島永嗣に注目。「頼もしい守護神は、最後となる大舞台へと挑むだろう」と綴った。
だが特集では、特にMF原口元気の活躍を期待している。「ドイツにおいて奇襲隊とまでは言えないにしても、代表ではしばしば決定的な役割を果たした。彼の持ち味はアシストではなく、素晴らしいドリブルだ。セットプレーにおいても大きな脅威になれる」と評価した。またこのほかDF吉田麻也やMF山口蛍も注目選手として名前が挙げられている。
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