2018-09-15 Doan Ritsu JapanGetty Images

「日本のメッシ」堂安律にイタリアからも熱視線「素早い加速に戦意失わせるシュート」

ウルグアイ戦(4-3で日本が勝利)で躍動した日本代表MF堂安律について、イタリアの有名記者アルフレード・ペドゥッラ氏の公式ウェブサイトで18日、特集が組まれた。

特集では、「オランダ制覇へ…日本のメッシ、リツ・ドーアン」との見出しで、レフティーである堂安が日本のリオネル・メッシとして紹介されている。昨年5月に行われたU-20ワールドカップイタリア戦でドッピエッタ(1試合2得点)を記録して2-2のドローに持ち込んだことで、すでに注目を集めていた堂安だが、イタリアでの知名度はさらにうなぎのぼりのようだ。

20歳FWについて、「カンピオーネであるヤスヒト・エンドウ(遠藤保仁)を輩出したJ1屈指のクラブの1つであるガンバ大阪で育った」ことや、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のFCソウル戦において、わずか16歳344日で公式戦デビューしたことなどを紹介。そして昨年、フローニンゲン移籍へとステップアップしたことを振り返った。またオランダ移籍1年目の堂安が、イタリアのレッジーナでも活躍したレフティー、元日本代表MF中村俊輔に敬意を表し、背番号「25」をつけて10得点4アシストを記録したことに触れている。

今シーズンについては、「リーグ戦とカップ戦を合わせて9試合に出場し、わずか1得点だが、日本代表の座をつかんだ。火曜日(16日)のウルグアイ戦ではゴールも決めた。すでに21歳以下の選手に贈られるゴールデンボーイ賞にノミネートされたほか、2015年には『ガーディアン』が選出した1998年生まれの最優秀選手50名に入るなど評価されてきた若者にとって、(代表デビューは)重要な節目となった」と見解を示した。

続いて堂安の特徴についても注目。「非常に高いレベルの技術に恵まれ、素早い加速でほぼ毎回、相手を置き去りにする。戦術眼、ドリブル、戦意を失わせるような正確なシュート」も持ち合わせており、「祖国では、“日本のメッシ”と呼ばれている」と紹介した。最後に、古巣であるガンバ大阪の語源の1つでもある“頑張る(ガンバ)”に言及。「日本で成長してきたようにモットーに忠実に頑張ってくれると確信している」と綴り、オランダで進化を続ける堂安にエールを贈っている。

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