大不振のレアル・マドリーがロペテギを更迭か…コンテが最有力と伊メディア

得点力不足に悩まされ、ここ5試合で勝利から遠ざかるレアル・マドリーは近々指揮官交代に踏み切るのだろうか。

大不振に陥るレアル・マドリーがアントニオ・コンテ氏の招聘に近づいているとイタリア『コリエレ・デロ・スポルト』が報じた。

昨シーズン終了後にジネディーヌ・ジダン前監督が退任し、スペイン代表を率いていたジュレン・ロペテギ監督を後任に据えたレアル・マドリー。しかし、20日にホーム、サンティアゴ・ベルナベウで行われたレバンテ戦に敗れ、公式戦5試合勝利なし。さらに、クラブ史上ワーストとなる481分の無得点記録までも樹立した。

この大不振を受け、ロペテギ監督の去就に関する話題は後を絶えず、大きなプレッシャーにさらされている。そんな中、イタリアの同メディアは、今夏にチェルシーを退団したコンテ氏が次期指揮官の最有力候補に挙がり、近々就任が正式に決まる可能性があると報じた。

ユヴェントスをセリエA3連覇に導き、その後イタリア代表指揮官を経て、チェルシーの職に就いたコンテ氏。1年目となる2016-17シーズンには、クラブにプレミアリーグ優勝をもたらすなどその手腕を発揮したが、主力との確執が表面化したりと昨シーズンは苦しみ、チャンピオンズリーグ出場権を逃した。その結果、マウリツィオ・サッリ監督の就任に伴い、チェルシーから追い出される形となった。

ここまで低調な戦いの続くレアル・マドリーは、ロペテギ監督に早々と見切りをつけ、同メディアの報道通りコンテ氏にチームの再建を託すことになるのだろうか。

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