2017-09-04-atsuto-uchida(C)Getty Images

「内田篤人は頂点まで行ったことがある」…ウニオンの右SBはライバルの加入を歓迎

ブンデスリーガ2部のウニオン・ベルリンに所属するDFクリストファー・トリンメルは、ポジションを争う内田篤人の加入を歓迎している。ドイツ誌『キッカー』で「僕たち2人とも成長できるようにお互いサポートしていきたい」と誓った。

オーストリア代表での出場歴を持つトリンメルは現在30歳の右SB。2014年夏にウニオンに加入して以来、同クラブでは公式戦97試合に出場し、レギュラーの座を確保していた。だがクラブは今夏、シャルケから内田といった新戦力を獲得。トリンメルもこの先、ポジションを約束されない状況が予想される。

それでも同選手は、ライバルの登場を歓迎しているようだ。メディアやファンに通常の2部のプレーヤーより大きく注目される同僚について「周りに騒がれるほど、アツトは落ち着きを見せるんだ。とても集中していて、感じがいい男。それに僕たち2人が競争するにあたって何が必要か、しっかりと把握している。2人とも成長できるようにお互いサポートしていきたい」と話している。

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またトリンメルは新たに加わったライバルの実績についてもコメント。「アツトは頂点まで行ったことがある。敬意を払うべき存在」と内田のチャンピオンズリーグでの経験などに触れつつ、「今後誰がプレーしようと、お互い恨むことはない。僕たちはお互い高め合うことを望んでいるよ」と続けた。

シャルケから知るイェンス・ケラー監督が率いるウニオン。長期離脱によりここ2年半ほぼプレーできなかった内田は、リスクを冒さずにコンディションを取り戻すための最適な新天地を選んだのかもしれない。

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