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伊代表指揮官マンチーニ、落選の愛弟子バロテッリに「彼も含め全員がチームの一員」

イタリア代表の指揮官ロベルト・マンチーニが12日、コヴェルチャーノで行われた記者会見に出席し、選考理由を説明したほか意気込みを語った。

マンチーニ率いるイタリアは、17日に行われるUEFAネーションズリーグのポルトガル戦および20日の親善試合米国戦に臨む。今回はイタリア代表のレジェンド、アンドレア・ピルロ氏の後継者とされるセリエBブレシアの18歳MFサンドロ・トナーリら若手が招集されて話題となった。

「(ホッフェンハイムのヴィンチェンツォ)グリフォはU-19やU-21に招集されてきた選手で、(アシスタントコーチのアルベリゴ)エヴァーニと話をした上で、私自身の目で見てみたいと思った。(サッスオーロのステーファノ)センシはクオリティのある選手で、今回のチャンスに相応しいはずだ。トナーリは、将来性が非常に豊かな選手で素晴らしいフィジカルを持つ」

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一方で指揮官の愛弟子であるFWマリオ・バロテッリや所属先ローマで好調のFWステファン・エル・シャーラウィは選外となった。しかしマンチーニは落選した選手にも門戸は開かれていることを強調した。

「バロテッリ? 一つはっきりさせておきたいのだが、今日、呼ばれなかった者も含めて誰も落第していない。全員がこのチームの一員だ。エル・シャーラウィ? 彼のことは良く知っているし、彼の力も把握している。良いプレーを見せれば今後、呼ばれるだろう。(ニコロ)ザニオーロは招集した。チャンピオンズリーグでもリーグ戦でもプレーしている。若い選手なのでプレーする必要がある。(フェデリコ)ベルナルデスキについてはフィジカルが回復したようだ」

■イタリアはNLグループ首位突破を目指す

なおマンチーニ就任後のイタリアは、初戦のサウジアラビア戦に勝利して以降、長らく勝利から遠ざかっていた。10月のポーランド戦でようやく6試合ぶりの勝利を手にしており、このまま勢いに乗りたいところだ。ネーションズリーグのリーグAグループ3の首位突破を懸けて、ポルトガルとの一戦に挑む。

「改善できる点はかなりあるが、ポーランド戦に引き続き、この調子を維持したい。首位を懸けて戦うことになるが、我々の目標は常に勝利でなくてはならない」

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