2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・第7戦が28日に行われ、日本代表はホームでタイ代表と対戦した。試合は日本が4-0でタイを下し、最終予選3連勝を飾った。
チーム4点目のゴールを決め、完封勝利に貢献した日本代表のゲームキャプテンを務めるDF吉田麻也（サウサンプトン）がフラッシュインタビューに応じた。
「内容はハッキリ言って課題が多い試合になりましたが、4点取って勝ったことは大きいです。予選を通じて良い時も悪い時もありますが、とにかく勝ち点を積み上げていくことが一番大事なことなので、そこに関しては良かったと思いますけど、まだまだ課題がたくさんあるんじゃないかな、という試合になってしまいました。自分たちで自分たちを苦しい立場に追い込んでしまった。そういうミスがあまりにも多くて、リズムを相手に渡してしまったかなという感は否めないですね」
「結果は歴史に残っていく。僕らはまたワールドカップに行くのが一番大事。良くない時でも勝っていくというのが本当に大事になっていくんじゃないかなと思います」
「個人的に1年近く点を取っていなかったですし、いいボールが来たので、入れられて良かったです。なによりも川島（永嗣）選手がPKを止めてくれたのが一番大きかったのかなと思います。この2試合、そんなにピンチが多かったわけではないですけど、本当に肝心なところで流れを引き寄せてくれたなと」
「いろんな選手が点を取っていくことで、他の選手の刺激にもなりますし、チーム全体を活性化させると思うので、それ自体はウエルカム。僕自身は失点を減らして、無失点を続けていくのがまた別の課題になる。両方続けていきたいと思います」
「おのおのが自分のチームで試合に出られるようにしっかりと努力して、ヨーロッパ組はシーズンが終わって、Jリーグ組はシーズン途中ですけど、6月にアウェーで勝ち点を積み上げて、ワールドカップにまた1歩近づけられるように、おのおのがコンディションを整えてやっていくしかないと思います」
日本は最終予選の勝ち点を16に伸ばし、暫定ながら首位に浮上した。日本時間29日2時半キックオフ予定のサウジアラビア対イラクの結果次第では第7節終了時点で首位に立つ可能性がある。
日本の次戦は6月13日にイラク代表と対戦する。
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