Arsene Wenger Arsenal FA CupGetty Images

ヴェンゲル、アーセナルと2年間の新契約に合意か...理事会承認後、31日に正式発表

アーセン・ヴェンゲルがアーセナルに留任し、クラブと新たに2年契約を結ぶことが明らかになった。

29日に、アーセナル大株主のスタン・クロエンケ氏と会談を行ったヴェンゲル監督は、2年間の契約延長に合意したようだ。なお、同指揮官の契約に関する詳細は翌日に開かれる理事会で承認され、その後、31日までに公式声明が発表される。

27日に行われたFAカップ決勝のチェルシー戦前までフランス人指揮官の来シーズン以降の去就はベールに包まれ、さまざまな憶測がされてきた。しかし、今シーズンのプレミアリーグ王者を下し、2年ぶりのFAカップ制覇を成し遂げた後、クラブはヴェンゲル監督の続投を決意したとされている。

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今シーズン、アーセナルはリーグ戦5位に沈み、ヴェンゲル監督が就任した1996年以降初めてチャンピオンズリーグの出場権を逃し、退陣を求めるサポーターからの圧力は日増しに高まっていた。FAカップの優勝で一部ファンを納得させたものの、来シーズンはヨーロッパリーグに参戦するため、ビッグクラブが熱視線を送るメスト・エジルとアレクシス・サンチェスの残留や新戦力の獲得に大きな影響を及ぼすと、大半のファンは懐疑的な見方をしている。

ヴェンゲル監督の続投は決定的となったが、アーセナルはいまだ来シーズンのチーム作りにさまざまな問題を抱えている。

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