ローマ指揮官、西村所属CSKAモスクワとの2連戦へ意欲「才能ある選手がいるが…」

ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、CLでのCSKAモスクワとの一戦で勝利を狙う。

ローマの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコが22日、ローマで行われるチャンピオンズリーグ（CL）のグループG第3節CSKAモスクワ戦の前日記者会見に出席し、意気込みを語った。

ローマはCL前節のヴィクトリア・プルゼニ戦で5-0と大勝を収めたが、直近のリーグ戦では格下のスパルにホームで0-2と敗北を喫した。チームが継続して結果を残せないことに指揮官は悩まされている。それでもディ・フランチェスコは、FW西村拓真が所属するCSKAモスクワとの対戦を警戒しつつ、2連勝を狙っている。

「好不調の波に苦しんでいる。試合をやめてしまうのが早すぎることがよくある。困難のときこそ継続性を示さなければならない。メンタル面について立て直していかなければならない。CSKAとの2試合に勝利することを考えたい」

「CSKAには才能ある選手が多い。それにしばしばシステムの変更を行っている。相手チームの選手の特徴については、かなり取り組んでいる。セットプレーの場面においても良いプレーを見せなければならない。リーグ戦およびCL両方で好パフォーマンスを見せていかなければならない」

なおローマでは、主将のMFダニエレ・デ・ロッシらケガ人の状態が心配されていたが、MFハビエル・パストーレ以外は間に合う見込みとなった。

「デ・ロッシ、（アレクサンダル）コラロフ、（パトリック）シックは全員、回復する見込みだ。これまでと同じシステムで挑むつもりで、戦術上は何の問題もない。ただ解釈の問題はある。（エディン）ジェコが主役の1人になると思うが、観客のサポートが必要だ」

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