ロティーナがカタールではなくJリーグを選んだ理由…「自国のフットボールに対する情熱が素晴らしい」

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東京ヴェルディを2シーズン指揮し、来季よりセレッソ大阪を率いるスペイン人監督ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が、スペインメディアに対して日本での挑戦に臨むことを決断した理由を明かしている。

オサスナ、セルタ、エスパニョール、レアル・ソシエダ、デポルティボ、ビジャレアルなどスペインの数々の名門チームを率いたロティーナ監督は、カタールのアル・シャハニアSCを指揮していた2016年に東京ヴェルディからのオファーを受け入れた。

スペイン『ムンド・デポルティボ』とのインタビューに応じた同監督は、日本行きを選択した理由を、次のように説明している。

「私はカタールにいたんだが、あそこで仕事を続ける可能性もあった。しかし、あそこにはフットボールへの情熱がなかったんだよ。スタジアムに観客はおらず、それは私にとって好ましいことではなかった。(カタールの人々は)リーガやプレミアこそ追っているが、ローカルのフットボールはそこまでではないんだ」

「日本は違うね。彼らは自分たちのフットボールにとても熱を入れているし、加えて私はあの国のことを知りたいと思っていた。オファーが届いたとき、迷うことはなかったよ」

また日本に到着した直後、道で自分の存在に気づかれることはあったかと問われると、こう返した。

「いいや、わずかだったね。今はそうだが、しかし自分のことに気づいても何も言ってこない。ここのファンは敬意を重んじるんだ」

その一方で、日本とスペインのフットボール文化の違いについても見解を述べている。

「(違いは)たくさんあるね。あそこ(日本)のメディアには意見が存在しない。そして観客は自分たち、そしてライバルたちの努力を認めてくれる。アウェーで勝利しても、観客は認めてくれるし、拍手を浴びせてくれるんだ。結果はもちろん重要だが、しかしここ(スペイン)ほどではない。すべてが大きく異なるんだよ」

日本での生活には、ポジティブな驚きを感じたようだ。

「(日本は)とても平穏だよ。本当に安全で、失業者はおらず、その社会はじつに敬意を重んじる。例を挙げるとすれば、地下鉄では誰も携帯電話で話さない。そうすることができないというわけではなく、他人を不快にさせないためにそうしないんだ。小さなことではあるが、注目に値するよ」

ロティーナ監督はまた、東京ヴェルディで過ごした2シーズン、そしてJ1参入プレーオフを感慨深く振り返っている。

「とても特別な2年間だった。最後のシーズンは1部昇格まであとわずかというところまで行ったし、プレーオフはファンにとって感動的だったね。私たちはとても特別なプレーオフを戦った。昇格するにはアウェーで3試合に勝つ必要があった。引き分けはホームチームにだけ価値があったが、それでも昇格に近づいたよ。昇格できなかったのは悲しいことだ」

ロティーナ監督は来季よりセレッソ大阪の監督としてJ1に参加することになる。同指揮官は次チームでの目標について、「アジア・チャンピオンズリーグ出場権を手にするために戦うことだ」と語っている。

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