「ロジャー・フェデラーのように…」モウリーニョが人工芝での一戦を前に持論を展開

膝に不安を抱えるバレンシアをメンバー外にすることを指揮官は明言した。

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、チームがテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーからインスピレーションを受けるべきだと話した。

19日に行われるチャンピオンズリーグのグループリーグ第1戦でマンチェスター・Uは敵地でヤングボーイズと対戦する。スイスの会場は天然芝ではなく、人工芝が使用されており、慣れないチームにとっては大きな脅威となる。

これを受け、モウリーニョ監督は、ウィンブルドンで8回の優勝を誇るだけではなく、ハードコートやクレイコートでも数々のタイトルを獲得したスイス人テニスプレーヤーのフェデラーを例に挙げ、マンチェスター・Uの選手たちもこれに適応しなくてはならないと主張した。

試合前の会見でピッチについて問われたモウリーニョ監督は「パフォーマンスが悪かった時の言い訳になり得るから、特に試合前には人工芝のピッチを使いたくはない。誰もがこのピッチの違いを理解している。先週にジュネーヴであったUEFAのミーティングでも言わなければならないと思ってこの件について話した」と言及した。

「我々は今スイスにいる。ここは歴代最高の1人であるテニスプレーヤーの母国だ。私はこの大物（フェデラー）でさえも人工芝でのプレーを喜んでいないと確信している。しかし、彼はそのようなコートでプレーして何度も勝利した。彼は好みのピッチだけではなく、苦手にしているピッチでも多くの栄光を掴んだ。我々は彼を見習わなければならない」

一方で、膝に不安を抱えるアントニオ・バレンシアをメンバーに入れないことも明言した。「我々は、アントニオ・バレンシアを連れて行かないと決めた。なぜなら彼の膝は人工のピッチでプレーできる膝ではない。代わりにルーク・ショーを入れる。彼を除いた全員が、明日の試合で全力を出して、勝利を手にしたいと考えている」

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