Marcelo, Real MadridGetty

レアル内部は緊張?マルセロが記者の質問に激怒し口論「妬みか知らないが…」

レアル・マドリーの内部は、やはり緊張が走っているのかもしれない。マルセロは試合後、報道陣と口論になっている。

23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第3節で、ヴィクトリア・プルゼニと対戦したレアル。大不振に陥っていたチームだが、11分にカリム・ベンゼマのゴールで先制すると、後半開始10分でマルセロが追加点を奪う。その後失点し1点差に詰め寄られたが、リードを守りきって2-1と勝利した。

公式戦3連敗、5試合勝ちから見放され、クラブの歴代最長無得点記録(481分)も更新してしまったロペテギ・マドリー。久々に勝利を取り戻したが、やはり内部は緊張が走っているのかもしれない。

試合後、ミックスゾーンに応じたマルセロだが、記者の質問に激怒する場面があった。ブラジル人DFに火をつけたのは、ある記者による「5試合勝ち星なし、8時間ゴールなしといった危機に陥り、チーム内はどうだったのか?」との質問だった。ブラジル代表DFは、そうした無得点記録などに関する質問が、チームにとっては関係がないことであると意見する。

「勝てないのはつらい。でも、その8時間とかの話を僕たちはしない。違うことを話している。君たちがチームに打撃を与えようとしても、影響は受けない」

そして、また別の記者に「メディアは打撃を与えようとしていると、君たちは考えているのか?」と質問されると、「僕たちではなく、僕がそう考えている」と返し、同記者から「例えば、私もそうなのか?」と問い詰められると、次のような言葉を発するに至っている。

「記者全員だよ。その理由を僕が知るわけがない。妬みか何のか、フットボールをプレーする術を知らないからなのか、自分に分かるわけがない」

この言葉に報道陣は熱くなり、「確かにフットボールをプレーできないが、妬みなどあるはずがない」「私はフットボールを学んでいないが、ジャーナリズムを学んだ。敬意を欠いている」などと反論。これに対してマルセロは、敬意を欠いたような言葉ではないことを強調した。

「どう敬意を欠いたんだ? 僕は『僕が理由を知るわけがない。フットボールのプレーの仕方を知らないから、妬みがあるのかもしれない』と言っただけだ。それで敬意を欠いているのかい? 君は僕のプレーが悪かった何度も批判してきた。それで僕から反論したことがあったのか? 僕が理由を知るわけがない。自分にとってはどうでもいいことだ」

「敬意の欠如? 自分は日々にわたって批判を受けている。それでも、僕が敬意を欠いていると言ったことがあったかい? それに僕はいつもここに出てきて話をしているじゃないか。僕はそうすることを不快に感じたりはしない。でも、ときには不当なことだってある」

「最初に8時間だとか何とかについて、ロッカールーム内ではどう感じているとか言われた。僕は勝てないのはつらいと返したわけだけど、8時間とかそういうのは僕たちが考えるべきじゃない」

「僕たちだって人間だし、重圧があれば状況はより難しいものとなる。それでもチームは懸命に立ち向かっているんだ。難しい状況でも、できる限りのプレーを見せるために努力をしている」

レアル・マドリーは28日、いよいよバルセロナとの今季初クラシコに挑む。

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