ジネディーヌ・ジダン監督が率いるレアル・マドリーで、少しずつ変化が起きているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
ジダン監督は長いシーズンを戦い抜くため、そして世界最高峰の選手層を生かすためにローテーションを積極採用。だが、就任1年目からFWカリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドの“BBC”に関しては、アンタッチャブルな存在として扱われてきた。
しかし、昨季ベイルが負傷で長期離脱を余儀なくされ、ジダン監督は決断に迫られた。従来の4-3-3からシステムを変更し、MFイスコをトップ下に起用する4-4-2を施行。これが功を奏して、マドリーはチャンピオンズリーグとリーガエスパニョーラの2冠を達成した。
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好調を維持しているイスコに加え、MFマルコ・アセンシオも台頭してきた。ジダン監督はもはや“BBC”を以前のように絶対的なものとしては見ておらず、今季はベイルやベンゼマをローテーション入りさせることを検討している。
ただ、C・ロナウドだけは指揮官の中で議論の余地のない選手となっている。リーガで286得点、昨季終盤戦の公式戦8試合(リーガ3試合・チャンピオンズリーグ5試合)で15得点を挙げたエースへの信頼は絶大で、ポルトガル代表FWをスタメンから外すのは休養を与える目的がある試合のみになりそうだ。
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