リヴァプールに負傷者クライシス…中断期間にサラーやマネなど4選手が負傷

各国代表に招集された4選手が問題を抱えてリヴァプールに戻ることとなった。

リヴァプールの主力選手たちがインターナショナルブレイク中に相次いで負傷している。

今シーズンのプレミアリーグで開幕から8試合負けなしと好スタートを切ったリヴァプール。今夏には大型補強に動き、プレミアリーグ優勝候補の一角にも推される同チームは、10月のインターナショナルブレイク中に多くの選手を各国代表に送り出した。しかし、この期間中に負傷者が続出する。

エジプト代表のモハメド・サラーは12日のスワジランド戦で筋肉のトラブルを抱えて途中退場。オランダ代表のビルヒル・ファン・ダイクは、13日のドイツ代表戦にフル出場するも肋骨を痛めており、大事を取って代表から離脱する。また、セネガル代表のサディオ・マネも15日のトレーニング中に親指を骨折するハプニングに見舞われた。

さらに、今夏に加入したギニア代表のナビ・ケイタも16日のルワンダ代表戦で大腿を痛め、チームメイトに抱えられながら前半のうちにピッチを去った。この5日ほどの間に各国代表でプレーする4選手が負傷する“クライシス”の状態に陥っている。

代表として戦った選手以外では、7日の0-0で終えたマンチェスター・シティ戦で元イングランド代表のジェームズ・ミルナーがハムストリングスを負傷。同選手はおよそ1カ月の離脱を見込まれている。負傷者が相次いだことで、ユルゲン・クロップ監督は20日のハダースフィールド戦を前に大きな心配の種を抱えることとなった。

幸いにも、サラー、ファン・ダイク、マネの負傷はいずれも軽傷で、20日の試合には間に合うのではないかとも報じられている。しかし、ハダースフィールド戦後には、チャンピオンズリーグのレッドスター戦を控えるなど10月、11月は過密日程を過ごすリヴァプールにとって影響は少なくはなさそうだ。

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