インテルの主将FWマウロ・イカルディは29日、ラツィオ戦でドッピエッタ（1試合2得点）を記録する活躍を見せ、勝利に貢献したが、謙虚な姿勢を貫いた。イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューでコメントを残している。
インテルは29日、セリエA第10節で4位ラツィオと対戦。敵地での上位対決において、イカルディのドッピエッタおよびMFマルセロ・ブロゾヴィッチのゴールにより、3-0で勝利を収めた。先週ミッドウィークにバルセロナに敗れたものの、リーグ戦ではこれで6連勝。22ポイントで2位に浮上した。
前節のミラノダービーに引き続き、試合を決定づけたイカルディ。直近のリーグ戦3試合においては5ゴールと好調ぶりを見せている。イカルディは自身やチームのパフォーマンスに満足しているものの、リーグ戦8連覇を狙うユヴェントスには、まだ力が及ばないと考えている。
「僕はインテルとともに素晴らしい時間を過ごしている。バルセロナ戦を除き、最高の試合を見せることができている。だが僕らはまだユーヴェの対抗馬にはなれない。彼らのいる場所へ追いつくには、まだ階段を上らなければならない。それでも自分たちのパフォーマンスには満足しているので、この調子で続けて行かなければならない」
「チームは成長している。さらに向上するために取り組んでいる。ボールを持ち、プレーし、試合をしたい。今日は非常に良いプレーをすることができた。スペースを見つけ、ゴールのチャンスを作ることができた。それに失点しないことも重要だ。失点しなければ、こうやって試合に勝つことができる」
今後、インテルは3日にジェノアと、6日には再びバルセロナといずれもホームで対戦する予定だが、アルゼンチン人FWの活躍は注目されるところだ。
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