ラツィオ、クラブ史上最高額でインモービレ＆ミリンコヴィッチ・サヴィッチと契約延長

ラツィオは、クラブの宝であるチーロ・インモービレおよびセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチとの契約更新を発表しｈた。

ラツィオは1日、イタリア代表FWチーロ・インモービレおよびセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチと契約を延長したことを公式ウェブサイト上で発表した。

インモービレとミリンコヴィッチ・サヴィッチは、いずれもラツィオと2022年までの契約を結んでいたが、20日にイグリ・ターレSD（スポーツディレクター）が「この数日間で決まる」と予告していた通り、契約の更新が発表された。新契約は両選手ともに2023年までの5年契約となる。

23歳のミリンコヴィッチ・サヴィッチは昨シーズン、ラツィオで公式戦46試合に出場して14ゴールをマークし、今夏の移籍市場では大きな注目を集めた。マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどが関心を示していたとされ、クラウディオ・ロティート会長自身も、「イタリアでは誰もが断らないようなスキャンダルなオファー」を他国のクラブから受け取ったことを明かしているように、移籍目前にまで迫った。しかし会長はシモーネ・インザーギ監督に約束していた通り、セルビア人MFを残留させることを決断。続いて契約の延長にこぎつけることができた。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、昨シーズンのセリエA得点王インモービレとともに2人揃って年俸が300万ユーロ（約4億円）以上に増額。さらにボーナスも加わり、ラツィオ史上最高額の契約となった。このため、「夏に2つの宝石を狙ったヨーロッパのすべてのビッグクラブに対する会長からの強いメッセージだ」との見解が示されている。

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