バルセロナ加入シーズンに見事な適応を見せ、スペインのフル代表にも招集されたMFペドリだが、その成功の秘密はストリートでのフットボールにあるのかもしれない。
まだ18歳ながらもバルセロナ、ひいてはスペイン代表の未来を担うことが約束された存在と扱われているペドリ。そのプレーの特徴は、反転によって相手からボールを隠し、反転、さらに反転をして、最適なプレーの選択肢を導き出すことにある。
スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同選手は、そのプレーについて次のように解説した。
「いつも(ボールを受ける)前に選手たちがどこにいるか、それと反転するスペースがあるかを確認するようにしている。それは何か自然と僕の中から出てくるもの。もう何をすべきかを分かっているんだよ。思うに、それは故郷にある(7人性フットボールの)コートで手にしたものだ」
「練習が終わった後に3時間、もしくは人が残っているまで、僕はそうやってプレーし続けた。ストリートのフットボールは大きな助けになる。考える時間がより少ないからね。うまい人たちとプレーしていたし、それが僕をより良い選手にしたんだよ」
「コートから最後に去るのは僕だった? そうだね。最後までいたのは僕で、夜が深くなるまでプレーしていたよ」
ペドリはまた、自身が現ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタと比較されことについても触れている。
「誰が最初に比較したのかは知らない。彼との比較は誇り高いよ。本当に凄まじい選手だったからね。でも僕は自分のキャリアを築かなければ、ペドリにならなければいけない」
その一方で、現在ラ・リーガで感銘を受けた選手について問われると、こう返した。
「いっぱいいるけど、何よりもベンゼマとモドリッチかな。彼らは素晴らしいクオリティーがあって好きだ。それとレバンテのマルサもね。彼のことは、2部でミランデスと対戦したときに知ったよ。とても良い6番だと思ったし、どこで反転するかが分からなかった。僕はトップ下のプレーを見ることを好んでいる。いつも彼らから学んでいるよ」
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